理想と現実の違いを理解していますね、ファーブルさん!!
さすが、アヴィニョンのサンマルシャル礼拝堂で市民を対象に、
「植物はおしべとめしべで受粉をする」
という原理を説明した事が、
『礼拝堂という場に相応しくない卑猥な言動』
として大きな非難を浴びただけのことはある!!w
(これ、どーせいっちゅうねんw)
そして、日本では小学生でも知ってるファーブル先生、
ファーブル昆虫記 ここがスゴイぞ! 虫のふしぎ (集英社みらい文庫)
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ほとんどのフランス人は知らないらしいw
で、このタイトルの言葉、
現実は常に公式からはみ出す。
ファーブルさんは礼拝堂で身を持って知ったわけですね、わかりますw
しかし、
この言葉、大人になればなるほど実感しますね〜。
「事件は会議室で起こってるんじゃないんだ!現場で起こってるんだ!」
みたいな(笑)
お上は公式通りに現場に落とし込んで来ようとするけど、現場はいつも、
「はぁ?なんだよそれ!!」
みたいになって、現場を回しながら、お上から降って来たわけのわからない『公式』通りの指令をヒラリマントで、ヒラリ、ヒラリ、と交わすヒラリーさんになる(笑)
「上に政策あれば、下に対策あり。」
って感じで、常に上から降ってきた公式通りのタスクと、現場での現実との違いのギャップを埋めないといけない。これがしんどい。
で、そういうのって、僕の経験上、仕事し始めて半年くらいは、まぁ、苦じゃないんだけど、というか、公式がまだわからないから、当てずっぽうに徒手空拳で対応するからわけわからず怒られたりするんだけど、、、
半年くらい経ってきたら、お上がこれからどう言ってくるか「読める」ようになってしまって、お上対応が上手くなるのはいいんだけれども、今度は
「お上のお守りが主観業務」
になってきてしまって、仕事自体がアホらしくなる。
好きで入ったこの業界なのに、お上対応だけが上手くなってしまって、実際のお客さんのほうを向いてない。
いや、向くことはできるんだけど、
「コスパ考えたら向かないほうがいい」
というのが最適解になる。
優秀な人間であればあるほど。
で、お上なんて、会議室から出てこないし、出て来られても困る(笑)
なぜなら無能過ぎて、気が狂いそうなくらいのキ●ガイ集団だから。
ま、
資本主義自体が、この時代、そもそも時代遅れになってきてるんだろうな。
で、ちょっと前なら、そういうサラリーマンが嫌になった人は、
独立して起業!
みたいな感じだった。
まぁ、それも大半はうまく行かないんだけれどもw
なぜなら、そもそも根本的に、この時代は、
「プロダクトの『生産性』」
がカンストしてしまっているからw
で、少し前まで、そんな起業とかが出来ない人間は、
日本で稼いではアジアで外こもり、また日本に帰ってきては、またアジアで外こもり
の、
『日本出稼ぎ状態』
みたいな。
バンコクで外こもり!---あなたにもできるユル気持ちいい海外逃避生活
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で、
00年代は、そういう「外こもり」な人に、日本社会は死ぬほど冷たかった。
けど、
それって、その人が悪いのか?
僕はそうじゃないと思うなー。
『公式』を力ずくで『現実』に当てはめようとしてくる無能な「会議室の人間達」が悪いんだと思うな〜。
で、僕は基本的に、
「働きたくないでござる!」
な人間だし、昔、起業とか勧められたこともあったけど、全然、興味ない(笑)
そんなことより、
働かずに、ぼーっとしてる時間のほうが遥かに大事だ(笑)
時間を空費するのは、贅沢の絶頂である。(プラトン) - A1理論はミニマリスト
幸い、3.11以降、日本では『移住』という生き方がメジャーになってきたし、全国にゲストハウスも出来てきた。
なので、僕はある程度、お金を貯めたら、隠居して『公式』に縛られないくらしをしたいな〜って思ってます。
兼好法師も、黒田官兵衛も、若くして隠居した理由は、やっぱり、浮世の『公式』通りのくらしがほとほとアホらしくなったんだろうな〜、って思う。
僕も、人生の後半は、まさに、黒田官兵衛の座右の銘、
「人に媚びず、富貴を望まず。」
って感じで。
持たない幸福論 働きたくない、家族を作らない、お金に縛られない
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とりあえず、
毎日、下諏訪の温泉に入れりゃあ、俺の人生は満足だ(笑)
あ、こんな『公式』どころか、『現実』逃避したおっsんの記事が『バズってどうする!?』