2016年10月26日。
僕と、ブログ仲間の、
静岡の人妻▼ミキコさん、
山梨のお酒好きの▼マリコさん、
酒に加えて最近はお薬も大好きな▼とれいCw
は、熱海の山道をひたすら登っていた。
この企画の言いだしっぺはミキコさん。
それは今から10ヶ月ほど前の、今年の1月のことだ。
僕が青春18きっぷで関西から東京に帰って来ている時、熱海を通過した時くらいに、
「熱海なう」
のようなことをつぶやいたら、ミキコさんが、唐突に、
「熱海の坂爪さんの家に行きたいです!」
と、言ってきたww
たしか、その直前に坂爪さんの▼この記事がアップされた勢いで言ってきた気がするww
ここで坂爪さんのことを知らない方のために簡単に説明すると、ミニマリストの中では神様というか、仏様というか、存在自体が崇拝されているブロガーだw
▼ここに坂爪さんのプロフィールが上手くまとまってる。
という説明はミニマム過ぎるのだが、僕も坂爪さんの文章や生き方には考えさせられるものが多くあり、
「ああ、この人は本当にイノセントな人なんだなぁ。」
と、結構前からブログは読んでいた。
2年弱、家がない生活をしていたけど、去年の12月から▼この熱海の家に定住している。
【HND-熱海】心地良い、温かな循環がはじまる場所。 - いばや通信
結論から言うと「熱海在住のMさん(女性)が、完全なる好意で家を購買してくれたから」ということになる。すでに所有していた持ち家を貸してくれた訳でも、新しく適当な家を借りてくれた訳でもない。ただ、買ってくれたのだ。そして「何をしても構いませんから、自由に好き勝手に使ってください」と言ってくれたのだ。
すげぇええ。
で、それを読んだ静岡在住のミキコさんが、
「坂爪さんの家に行きたい!」
と言ってきたのだ。
ていうか近いんだから旦那と行けよw
ちなみに、坂爪さんやハピラキさん、佐々木さんや沼畑さんに会いたがる女子のことを僕は密かに、
「ミニマリスト男子おっかけ女子」
と呼んでいるw
で、その後も、ミキコさんと下諏訪で会う度に、
「熱海は?」
「ねぇ、熱海は?」
と言われ続けて幾星霜。。。
で、夏にとれいCと3人で諏訪湖花火大会を見に行った時に、とれいCが、
「そう言えば、人からもらった坂爪さんの『わたり文庫』を返してない。」
と言って、今回の熱海行きが正式決定した(ような気がする)w
(ちなみにその『わたり文庫』の本は、とれいCが沖縄の海に落としてパリパリになってたが、本人は「味がある」とか言ってたwリビルディング的ななにかか?w)
というわけでミキコさんは坂爪さん本人にメールでアポを取り、、、
そしてこの日、マリコさんも加えたメンバー4人で「熱海の家」を目指したのだが、、、
なぜか我々は、バスやタクシーを使わず、歩きで「熱海の家」まで行くことを選んでいた!!(ミキコさん、膝悪いのに!!)
そしてこの日が晴れたのはいいけど、晴れ過ぎて、めちゃくちゃ暑い。しかもちょうどおひさまがてっぺんにある昼過ぎくらいだ。
さらに、前日はめちゃくちゃ寒く、僕はコートまで着ていたので、コートを抱え、ひいひい言いながら、
「ヤバい!『いばや』はヤバい!」
とか言いながら、iPhone地図とにらめっこしながら、坂を上っていきましたw
で、途中のホテルのロビー等で休みながら、かなり時間をかけて「熱海の家」に到着!!
残念ながら坂爪さんは東京のイベントで家にはいなかったのだけれども、鍵は開けておいてくれた。
中に入ると、本当に、
「まるで神社のような神聖な場所」
でした!!
▼『わたり文庫』。左上のカバー付きの曲がった本が例のパリパリの本w
(写真許可はミキコさんが坂爪さんに取っています)
「ここの壁、坂爪さんが自分で塗ったのかな?」
「姫姉様の四国の家の壁とちょっと似てるよね?」
等と、いろいろ一部のブロガーにしかわからないようなマニアックな話をしたりするw
しかし、持ち主不在の家に、持ち主と会ったこともない4人が堂々と入って、しかも、家を物色する、なんて、あんまりないパターンだと思いましたw
「まるで吉良吉影の家を物色している承太郎、丈助、康一、億泰じゃないか!!」
って思いましたw
もう少しで写真の親父が出てきそうだったwww
というわけで、4人で坂爪邸を堪能した後は、入り口に置いてあった財布に少ないながらも各自お礼を入れて、帰りは普通にバスで下山しました。
バスで熱海駅まで行ったらめっちゃ早かった!!ww
で、その後は我々は箱根に行ったのですが、その夜も、ゲストハウスバーで酔っぱらいながら、女子3人が、
「あそこに本当に、坂爪さん、住んでるのかな?家、綺麗過ぎじゃない?」
「ていうか、坂爪さんって、本当にこの世に存在してるのかな?」
とか言いだしたので、僕が、
「明日、もう一度、あの場所にこっそり行ったら、あの家はもう無くて、更地の端のほうでタヌキがiPhoneいじってるんじゃない??」
って言ったらウケたw
そして、翌27日の朝、箱根のゲストハウス『TENT』の共有スペースでまったりしていると、ちょうど坂爪さんの▼ブログ記事がアップされた!
その記事にはこう書いてあった、
熱海の家がもしかしたらなくなるかもしれない(今世五度目の家なし生活)事件を抱えている身ではあるものの、昨夜、国分寺で開催されたイベントに登壇をした。
熱海の家の名義は、現在、坂爪圭吾ではなく購入をしてくれた方のものになります。ちょっと説明しきれない事情により、現在、私に残されている選択肢は「坂爪圭吾が名義人になってこの家を引き継ぐか、家を手放し、家なし生活を再開する」という二択になります。家を譲っていただけるということは非常にありがたい話でもあり最大限の感謝しかないのですが、家を所有するということは「どうしたって月々の固定費(月額3万円程度)が発生する」ということでもあり、なう、私はそこに躓いています。現在の私の心境は「自分が名義人になることはないだろう。だけど、熱海の家や畑や自然は大好きだから、何かしらの面白い形で使ってくださる人がいれば一緒に何かをやれたらいいと思っている」という、非常に絶妙なポイントにあります。最終的な結論は今月中(遅くても11月中!)には出したいと思っていて、非常に乱暴にまとめると「固定費の問題さえどうにかなれば、是非、維持をしたい!」ということになります。ここで、愛するブログ読者の皆様(あなた!目の前のあなたです!)にお願いがあります。今世の坂爪圭吾のテーマは「自分で決めない」ということで、何かこう、この家をこう使ったらいいんじゃないのかな的なサムシングが奇跡的に閃きましたら、いつでもお気軽にご連絡をいただければ幸いです。変な言い方になるのですが、決して同情や憐憫を求めている訳ではなくて、感覚としては「自分が行きたいと思う未来に一緒に行く!」ひとを求めている、というような心境です。
この事態に、つい20時間ほどまえまでその家にいた我々4人はビックリ!
(なおn00さんは宮ノ下のゲストハウスToiにiPhoneを返しに行っていましたw)
特に言いだしっぺの▼ミキコさんは後日、ブログでも書いていますが、、、
坂爪圭吾さんのお宅へお邪魔してきました。ご本人は不在だったけど・・・・。 - 仲良し夫婦の家計簿
でも、ここにお金を入れた人は、坂爪さんに使ってもらいたいと思って、お金を入れているはずなので、善意を堂々と受け取って欲しいです!!
また、坂爪さんがいらっしゃる時に熱海の家に伺いたいです。
と言っていました。
また、マリコさんも、上記記事にあるように、
お金持ちの人が、一軒家をくれたり、バイクをくれたり、旅費をすべて賄うから来てほしいと言ってくれたりして、坂爪さんを救ってる風潮が今まではあったけど、大金を出せないファンも少額でも手助け出来る何かがあれば良いですよね。
と言っていました。
まぁ、2人が言いたいことをミニマムに言えば、誰か一人の個人に頼るよりも、
「地球のみんな!オラに現金を分けてくれ!!」
的な、
坂爪さんを知る多くの人たちからちょっとずつ支援してもらえばどうにか月3万円は払えるんじゃないか?
ってことでしょう。
で、それらの話を聞いたうえでの僕の▼つぶやき。
坂爪さんの家はAirB&Bで読者やブロガーメインの一棟貸しゲストハウス化すればいいと思うけどなぁ。
それがダメならカウチサーフィンで、お布施方式。
今度、熱海駅に出来る駅ビルで食材買ってきて、ブロガーで手作り鍋とかしたら楽しそうだし!
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2016年10月27日
とか、テキトーにつぶやいたんだけど、、、
今日(11月2日)の朝、坂爪さんが僕の▼このつぶやきをリツイートしてくれたりしていて、、、
あそこはなんだかなくなったらダメな場所だと思った(笑)みんな行けばわかる(笑) / “坂爪圭吾さんのお宅へお邪魔してきました。ご本人は不在だったけど・・・・。 - 仲良し夫婦の家計簿” https://t.co/oOoEzmgTAO
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2016年10月31日
「ああ、本当にあの家を無くしたくないんだなぁ。」
と思ったので、もう少し、ちゃんと考えてみました。
とりあえず、僕が思いつくのは4つかな?
以下、思いついた順に書いていきます!
①ゲストハウス案
この一連の話をしていたのも箱根強羅のゲストハウス『TENT』さんであり、前日飲んでたのは箱根宮ノ下のゲストハウス『Toi』さんのバーで、さらに坂爪さんの家までも熱海のゲストハウス『MARUYA』さんから向かったこともあり、僕らの頭には、まず、最初にこのゲストハウス案が出ました。
ていうか、「熱海の家」でも、
「ここ、一棟貸しのゲストハウスにすればいいんじゃない!?」
っていう話もでましたからねぇ。
ただ、言うは易しで、ゲストハウス経営ってものすごく大変な気がします。
それでも坂爪さんを知ってる人だけが来てくれるならまだしも、
「ゲストハウス」と銘打ってしまうと、ただ単に「熱海の安い宿」を探していただけの人があの家でドンチャン騒ぎしたりするのも、ちょっと微妙かな~、
とも思いはじめてきました。
②Airbnb案
借りる人を選べるサービスならAirbnbかな~。
現地の人から借りる家・アパート・部屋・バケーションレンタル・民宿予約サイト - Airbnb (エアビーアンドビー)
ただし、これも「その借りる人がどういう人か?」をスクリーニングするには弱い気がする。
③カウチサーフィンでお布施方式
日本ではあんまり知られていない無料宿泊の▼カウチサーフィン。
世界中を旅しよう。カウチサーフィンで。- - Couch Surfing - - | Workabroad.jp
ちなみに、この時のメンバーも、ほとんどカウチサーフィンを知らなかったので、ちょうどゲストハウス『TENT』さんの共有スペースに▼「カウチソファ」があったので、僕が実演して説明しましたw(けど僕はカウチサーフィン未経験)
ただ、これも、
お布施の額が読めないのと、ユーザーは外人多いしなぁ、、、
と思う。
で、最後のこれが僕的にはオススメ!
④クラウドファンディングで1年分の家賃を募り、リターンで宿泊券送付!
クラウドファンディングで1年分の家賃を募ってみてはいかがでしょうか?
3万円×12ヶ月=36万円!
で、そのクラウドファンディングの「リターン」を「熱海の家」の宿泊券にしてみてはいかがでしょうか?
例えば1000円につき1泊無料券とか。
泊まる側としては、寝袋持参でも、熱海で1泊1000円なら安い。温泉は近くのホテルに▼日帰り入浴800円のところあったし。
熱海の日帰り入浴800円のホテル。 / 他1コメント https://t.co/EkE88FmFjq “熱海偕楽園” https://t.co/1kTO4yclvm
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2016年10月27日
360枚なら1日1人きて、ちょうど1年分だしw
もちろん、宿泊者の宿泊日が被る時はドミトリー的な感じで。
これなら手離れもいいし、管理コストもかなり減る。
しかも、クラウドファンディングIDと紐付いているから、宿泊者はそうそう変なことはしないんじゃないかな?
帰る時に簡単に掃除することを義務つけてもいいと思う。
で、毎年、クラウドファンディングして1年分の家賃を先に集めちゃう。
そしたらその1年は少なくとも家がなくなる不安におびえることはなくなるのでは?
で、毎年、決まった時期にまたクラウドファンディングするw
個人的にはクラウドファンディングは業界最大手の▼CAMPFIREがオススメです。
クラウドファンディング - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
というわけで、坂爪さんに会ったこともない部外者が勝手に『元気玉』的な案を4つ考えてみましたが、この中では最後の④が一番、ミニマムな労力で、マキシマムに安心できるんじゃないかと思います!!
参考にしていただければ幸いです!!
ああ、あの家、また行きたいなぁ。