緊急事態宣言中、ずっと大人しくステイホームしていたA1理論です。
今回はこの10月に緊急事態宣言が明け、久しぶりに東京の駒込を小旅行したので記念も兼ねて記事にしたいと思います!久しぶりの旅記事っぽい旅記事です!
今後、駒込を散歩したいミニマリスティックな方の参考になれば幸いです!
緊急事態宣言明けの東京・駒込の小旅行
いやほんと久しぶりの旅記事っぽい旅記事なんですが、今回の舞台はなんと駒込!東京の山手線の駅の中でも結構マニアックな街です。
駒込は豊島区と文京区と北区の境目にあるような街で、あまり旅の目的地になるような駅ではないです。僕は記憶にある限り、この駒込駅近くに前回来たのは2005年くらいのmixiのお散歩コミュニティのオフ会のような気もしますが、いやあれ巣鴨だったかも?っていうくらいで駒込駅とはほぼ初対面くらいに近いです。山手線で通過はよくしてるんですけどね。
で、よく考えたら僕が旅行っぽい旅行をしたのは、確かコロナ前の2020年の2月の下諏訪が最後で、そこからは4月に初の緊急事態宣言、そして秋にGoToトラベルが始まりましたが、当時は絶賛、社畜中で、特に旅行らしい旅行はせず、2020年の年明けからはまたずっと緊急事態宣言。そしてこの10月にやっと緊急事態宣言が明け、僕もワクチンの抗体ができたので、約2年ぶりにブログ仲間の「もーいさん」と会って旅行することになりました。
最初はこの駒込、10月9日(土)に行く予定だったのですが、その日は僕ももーいさんもダブルで体調不良で、この10月17日(日)にリスケになりました。
メインの目的はもーいさんが行きたがっていたギャラリーで、そのギャラリーが19時と結構、遅くまでやってるので、まずはお昼に駅前でお昼ご飯を食べて『六義園』『東洋文庫』などを散策しよう!というコースになりました!
野菜と大豆ミートがむちゃくちゃ美味しかった自然野菜レストラン『ナーリッシュ』
11時20分に駒込駅でもーいさんと待ち合わせ。高田馬場に住んでいる僕はなんと11分で着いてしまいました。まぁ高田馬場もBOOK OFFとかはもう豊島区ですしね。対して大田区住まいのもーいさんは駒込まで1時間以上かかるっぽい。ちょっとした小旅行ですな。
で、待ち合わせ場所に来たもーいさんは、僕の姿を見てビックリ!最後にリアルであったのが2年前の瀬戸内芸術祭なので、その頃から15キロかそれ以上、僕はやせたからだ。まぁ見た目だけだとほぼ別人かもしれません。もーいさんいわく「やせると背が高く見える!」そうで、男性の方は絶対にやせたほうがいいですよw
で、そんな僕は今年6月からダイエットかぶれしていて、健康系の本を本屋さんやAmazonで買ったり、YouTubeでも健康系動画を見まくったりしているのですが、そのせいで健康意識が高まりすぎてきて、今回、駒込でお昼ご飯を食べることになったのでGoogleで『駒込 オーガニック』などで検索し、出てきたお店のサイトをもーいさんに見せるとOKが出たので予約してもらえました!昔は東京都内でもオーガニック系のお店は少なかったらしいのですが、最近は駒込のようなそこまで大きくない駅でもオーガニック系のお店が出てくるんだと僕もビックリしました。しかもそこまでめちゃくちゃ高くない。(オフィス街のビジネスランチより少し高いくらい)
今回、小雨の中、行くことになったのは駒込駅南口の▼『ナーリッシュ』というお店で、「自然野菜レストラン」とのことでかなりこだわりが感じられます!
ちなみに店名の▼『Nourish』とは「滋養物を与える」という意味です。期待!
駒込ナーリッシュの特徴
駒込ナーリッシュとは
・自然栽培(無農薬・無肥料)を中心としたお野菜をおだししています
・お食事の基本となるお米は、宮城県石巻市の農家さんからササニシキ(自然栽培米)を直接仕入れています
・動物性の原料を使わないヴィーガン・ベジタリアンのレストランです
・化学調味料や白砂糖などを使わず、出汁には昆布や椎茸などを使っています
特にランチは大豆を加工して肉を食感を再現した『大豆ミート』料理が多く、僕は今まで興味あったものの『大豆ミート』というモノを食べたことなかったので、興味津々で店内に入りました。予約していた11時半は開店直後で、まだお客さんはいない貸切状態でした。店内の内装は全体的にオシャレな感じでした。
僕は1番人気のベジチキン南蛮!もーいさんは期間限定のメンチカツを頼んでました。ご飯は玄米で、小盛り、普通、大盛りが選べますが、僕は普通で。
店内には▼オーガニック系の食品やコーラなども売られていて興味津々です。料理を待ってる間はここら辺の商品を見て楽しむといいでしょう。店員さんも親切でいろいろ説明してくれます。
僕は▼この『ビオソルト』がすごく気になっていました。家にある「単なる塩化ナトリウム」の塩を変えたいと思ってミネラル分のある美味しい塩を探してたんですよねー。
そうこうしているとまず▼お味噌汁が運ばれたの運ばれてきたのですがこれがめちゃめちゃおいしかったです!野菜が豊富で美味しく、最近、少食男子の僕は「もうこれと玄米だけでもいいかな。」ぐらいに思ってしまいました。しかもこの味噌汁、自分でおかわり自由なので後で2人とも1回ずつおかわりしました。
その横の▼水にもこだわりが感じられます!w
そして料理が運ばれてきました!
2人でシェアしたのですが▼この大豆ミートも、もーいさんが注文したコロッケみたいなのも、言われなければ絶対に肉だと思ってしまいますよ!(人によっては言われても信じないかも)すごいですね!ここまでヘルシー食材の開発技術が進んでいるとは!
そしてその横の▲サラダがおいしすぎます。看板に偽りなしですね。ここまで新鮮でおいしい野菜が都内で食べれるとは。
また、▼玄米の炊き方が絶妙すぎます。自然栽培のお米もいいんでしょうけど、味加減が絶妙。さすがプロの技!
僕は「もうお米は玄米しか食べれらない身体になってきた。」というと、もーいさんもここ何年もずっと家ではル・クルーゼの鍋で玄米を炊いているらしく「同じw」という話もしましたw
いやはや全体的にプロの技を見ましたね、これは家庭で真似をするのはかなり困難だと思いました。オーガニックや自然食品に興味がある方は駒込に行かれる際は是非、この『ナーリッシュ』に寄ってみてはいかがでしょうか、きっと素晴らしい体験ができると思いますよ!
昼12時を過ぎると店内にお客さんがどんどん入ってきて、ほぼ満席になってしまいました。客層は女性客が多いのかと思いきや、意外と家族連れや男性1人客もいて、自然派レストランの普及を感じます。
で、僕は今月、44歳の誕生日を迎えたので、このお昼ご飯はもーいさんがおごってくれました!ありがとうございます!『ナリッシュバーガー』という揚げたてバーガーも気になるので、できればまたここにきたいなと思いました。
最後に僕はずっと気になっていた『ビオソルト』を購入してお店を出ました!家で使うのが楽しみです!!そしてなるほど!▼『豆乳マヨネーズ』ってこうやって作るのか。ヘルシーマヨネーズを作りたい方は是非!無農薬野菜をディップすれば美味しいかも!
アジア横断したバックパッカーにはたまらなかった『東洋文庫』
次に行ったのは『東洋文庫』という▼東洋学の専門図書館ですね。僕は今まで存在自体知らなかったのですが、もーいさんに教えてもらって行くことに!
入っていきなりお土産売り場で▼「これ、にゃんすとか好きそうw」という話もしましたw
僕は最初はそこまで期待してなかったのですが、僕は20代の頃にバックパッカーやってたこともあり、アジアも横断したので、結論から言うとめちゃくちゃ面白かったですね!もーいさんが以前、他の女性友達と来た時はそこまで楽しんでなかったらしいのですが、なんというか僕は久しぶりに聞いたマニアックなアジアの単語がいっぱいあって超楽しかったです。
入ってすぐにある▼好太王碑文(最近は「広開土王碑」とも言われるようです)のタペストリー。マニアック!w
その横にあった、▼江戸時代の江戸の地図のタペストリー。ここ駒込や僕の住む高田馬場、先週散歩した日本橋周辺まで含まれていて見入ってしまう。
また、現在は展示物の説明はこのスマホの▼アプリ『Pokke』でいつでもどこでも聞けます。コロナ前はイヤホンセットを貸し出ししていたそうですが、コロナになってから個人のスマホで個人のイヤホンで聞くシステムになったようです。(ただ東洋文庫内のWi-Fiが非常に弱いので、家か東洋文庫の入口でアプリからスマホにダウンロードしておくのをオススメします!)
▲このアプリ『Pokke』、今、家で改めて開いてみましたが、めちゃくちゃ便利ですね!有料のもありますが無料でも世界中のガイドが聞けます!僕が先週、散歩した日本橋のガイドとかあってまた日本橋に行きたくなりましたよ!海外ではタイのカオサンロードのガイドとかもあって、非常にマニアック!!w『タイの大冒険』したくなりました!w
その真横には▼『シーボルト・ガルテン』が広がります!シーボルトが愛した草木が植えられています。『ガルテン』はドイツ語で『庭』ですが、なんか「グルテン」みたい。ガルテン・フリーw奥の建物は小岩井農場が運営する『オリエント・カフェ』で、ここからは写真右側の『知恵の小道』を歩きながら行けます。東洋文庫には入らずに『オリエント・カフェ』だけの利用も可能なので、この日は日曜日ということもあってかかなり混み合っていました。
そして階段を上がって2階に行くと、この東洋文庫の目玉▼『モリソン書庫』があります!最近は「インスタ映え」するということで話題らしいのですがやっぱり圧巻ですね。アジアマニアなモリソンさんがかなりいろんな本をコレクションしていたらしいのですが、結婚を機に奥さんに「こんなの捨てなさい!」と言われた(のかどうかわからないですが)のを機に売却を考え、それを三菱グループが買い取り、この『東洋文庫』ができたらしいです!断捨離の結果できた図書館ですねw
その名の通り、当時のアジア中の、アジアにまつわる本を集めた図書館です。この時代はやっぱりインターネットやYouTubeがなかったので紙の本でこれぐらい集める必要があったんでしょうね。僕も本を読むために東京に出てきた人間なので、こういう本をいっぱい集めたがる人の気持ちわかりますね。
本に触ることはできないのですが、日本に関する本には背表紙に▼土偶の絵が描かれていたりして、僕が「あ!あれはたぶん日本の古代史の本だ!」と見つけると、もーいさんが「かわいい!」と反応していましたw
この『モリソン書庫』の左奥が『岩崎文庫』になっていて、国宝級のモノがいっぱい展示されています。▼甲骨文字までありました。
その『岩崎文庫』から『モリソン書庫』の裏を抜けるのですが、ここが▼『回顧の路』というタイムトラベルを模した「クレバス・エフェクト」という床になっているのですが、これが「フェイク・落とし穴」になっていますw「落とし穴」は平地に見せかけて実は穴が空いているトラップだと思いますが、これはその逆で、穴が空いているように見せかけて実は平地、という技法ですw
僕は「これ、最後だけリアルに穴が空いていたら面白いのにw」ともーいさんに言いましたw
『回顧の路』を抜けた奥には『ディスカバリールーム』という部屋でここも貴重なお宝がいっぱいです!まずは▼『解体新書』の本物ですね!ターヘル・アナトミアの日本語訳!
杉田玄白と前野良沢が処刑場での人体解剖を見学した時、人体の構造がこのターヘルアナトミアの解剖図とクリソツだったので、「そこにシビれるッ!憧れるゥゥゥ!!」になっちゃって、辞書も無いのに無理やり和訳した書籍です。(無茶しやがって。。。そもそも上記wikiによると『解体新書』というタイトルがそもそも誤訳っぽい。まぁ彼らは言語学者ではなく、本業は医者ですからねぇ。)
で、「ここから日本の西洋医学は飛躍的に近代化した」と教科書やガイドなどではよく言われますが、逆にいうと『解体新書』が普及したことで「人体をトータルに考える」東洋医学を捨て、「人体をパーツで考える」近代西洋医学に切り替えた、とも言えると僕は思います。なので結局、今の日本の病院はパーツパーツで専門家が分かれてしまっていて「病気のモグラ叩き」化しているように思える。僕はあまり医者に頼らず「自分の身体の中にいる100人の名医」に耳を傾けながら歳を重ねていきたいなー。元祖西洋医学のヒポクラスティックな感じ。
お次はチベット好きにはたまらないチベットの▼リアル『死者の書』です!僕はチベット横断もしたことあるので「おおおおお!!これか!!!」と声が出てしまいましたw
エジプトにも『死者の書』はあり、やっぱり古今東西、人間は「死後の世界」が気になるんでしょうねぇ。僕はあんまり興味無いですが、チベット好きなバックパッカーには▼この本が好きな人も多く、チベット周辺のゲストハウスの共有スペースにはこの本が転がっていたりします。
続いてはこれもマニアック!▼『チベット大蔵経』です!
ちょっと僕の知識があやふやだったので、今、調べ直したのですが、元々、仏教の典籍は「経蔵・律蔵・論蔵」の▼『三蔵』で、wikiによると、、、
結集によって仏典がまとめられた初期仏教・部派仏教の時代から、仏典はこの形でまとめられ、継承されてきており、上座部仏教の『パーリ仏典』では、現在でもその原型を留めている。
他方、後世の数多くの大乗仏教経典の作成と混淆、段階的な仏典の伝播・翻訳を経るなど、三蔵が原型を留めた形で伝わらなかった中国仏教(北伝仏教)・チベット仏教圏では、仏典は「大蔵経(一切経)」という形で再編されることになり、これが仏典の総称として用いられている。
(ただし、雑多な『漢訳大蔵経』とは異なり、『チベット大蔵経』は、「律蔵」「経蔵」を「カンギュル」、「論蔵」を「テンギュル」と呼び、三蔵を意識した形で編纂されている。)
三蔵
なるほどね。元々『三蔵』で、東南アジアなどの『上座部仏教』では今でも『三蔵』なんだけど、ヒマラヤの上にあるチベットになると『チベット大蔵経』で事実上の『二蔵』になってしまってそれがこの『チベット大蔵経』。で、ヒマラヤを越えた中国メインランドではもう三蔵が原型をとどめていなくて『大蔵経(一切経)』になってしまった。
で、それじゃダメだからとある中国人僧侶が「原書」である『三蔵』にあたろうとして中国からインドに向かったのが▼『三蔵法師』玄奘で、中国からインドへ西へ西へと向かったから『西遊記』ってことで。
しかし、日本人の河口慧海さんは偉大すぎますな。彼の▼『チベット旅行記』はKindle版で無料で読めます。(僕もKindleアプリには入れているのですが長らく放置。。。)
ちなみに僕がインド・ダラムサラでダライ・ラマのスピーチを聴いた時、たまたま同年代の日本人チベット僧にも出会っていろいろ話ししましたが、彼も河口慧海さんを崇拝していました。スグル君、この記事を読んでいたらtwitterで連絡くださいw
その時のダラムサラでのダライ・ラマのスピーチにはこんな感じの▼西洋人のチベット僧もいましたねー。若い人もいた。
で、僕がなんでこの時、こんなに『東洋文庫』のチベット関連書籍にコーフンしたのかというと、この2日前に音声入力で下書きしたブログ記事に少しチベットのことを書いていて、この頃はちょっとチベットのことを思い出していたからでしたw個人的にタイムリー!w
そんな遠くのチベットに思いを馳せていると、僕の実家の比較的近くの▼播磨の室津の浮世絵なんかも置いてありました。向こうには小豆島が見えますね。播磨灘物語!!(この浮世絵は歌川広重作です)
そんな感じで時間を忘れて東洋文庫の展示に見入っていましたが、どうやら2時間くらいが経過していたようですwなので、さすがに疲れたので先ほどの『オリエント・カフェ』で休憩することに。
『知恵の小径』を通り、小岩井農場が運営する『オリエントカフェ』で一休み
東洋文庫の1階に降りて、入口右手の扉を開け、『知恵の小径』を歩いて『オリエントカフェ』へ!
この『知恵の小径』にはアジア各地の言語で書かれた名言がずらっと並んでていて、僕はこういうの大好きなんですよね!このブログの▼『バズってどうする!?』シリーズ的なw
公式サイトには▼こういう説明が書いてありますが、、、
ミュージアムとレストラン「オリエント・カフェ」とをつなぐ屋根付きの小径(みち)です。両側にはアジア各地の名言が原語で刻まれたパネルが並んでいます。見たこともない文字で記されていますが、心配はご無用。それぞれの専門家に日本語訳をお願いしました。頭をたっぷり使った後は、「オリエント・カフェ」や中庭「シーボルト・ガルテン」でくつろぎのひとときをおすごしください。
東洋文庫ミュージアム 施設紹介
「見たこともない文字で記されています」と書いてありますが、
「いやいや、知ってるよ!これは●●語でしょ?これは▲▲語でしょ?このビルマ語なんて高田馬場で毎日のように見てるよ!w」
とひとつずつもーいさんに解説していく僕wおかげでなかなか『オリエント・カフェ』にたどり着かないwもはや「小径」じゃねーw
懐かしい文字に出会えたのも良かったですが、その内容も良かったですね。その人が言いたいことが「言葉」を超えて「こころ」に伝わる。
個人的には中国西南部に住む少数民族のナシ族の、さらに少数の司祭トンパによって受け継がれている▼『トンパ文字』が小径の最後のほうにあって「うわー!これはマニアック!!」と叫んでしまいましたw
このトンパ文字、「文字がカワイイ!」ということで、一時期、日本のバックパッカー女子に静かな人気があった文字ですw
肝心の意味についてですが、下に薄く日本語訳が書かれています。(この日本語訳、もう少し濃くして欲しいwせっかくいいこと書いてるのにw)
「人生学びに終わりなし 月日を無為に送るなかれ」
文字の文法的には、左側の三人の人が「人生」、その横の文字が英語で言う「be動詞」、その横の二重丸が「終わりなし」の意味でしょうか???
いやー、しかし本当、この言葉の通りですねぇ。学問に終わりなし。この『東洋文庫』に連れてきてくれたもーいさんに感謝です!(またこういうところに連れてきてください!w)
というわけで、興奮収まらないまま、ようやく▼『オリエント・カフェ』に到着!
岩手県にある小岩井農場がプロデュースしているカフェで、▲直葬野菜やバターケーキも置いてあります!イーハトーブ!
なんでこのカフェが小岩井農場プロデュースなのかというと、、、
1890年(明治23年)11月1日に日本鉄道が東北本線を盛岡駅まで延伸開業した翌年の1891年(明治24年)、日本鉄道会社副社長の小野義眞(おのぎしん)、三菱社社長の岩崎彌之助、鉄道庁長官の井上勝の三名が共同創始者となり3名の姓の頭文字を採り「小岩井」農場と名付けられた。
小岩井農場
というわけで、三菱財閥系の『東洋文庫』の敷地内にあるというわけ。
そして、僕もこの『小岩井』の名前の由来は三人の名字の頭文字の合体、ということは知っていたので、もーいさんに、
「まぁ、『シャ乱Q』みたいなもんだなw」
と説明すると、
「逆にそっちを知らなかったw」
と言われましたw
(あ、ちなみに『シャ乱Q』は「シャッターズ」「乱」「QP」の大阪の3バンドの合体ネームですwちなみにヒットした『ズルい女』のカップリング曲はなぜか黒田官兵衛の「黒田節」ですw酒は飲め飲め!!w)
と、アホな話をしていると▼温かいカフェオレが運ばれてきました。僕はカフェオレに付いていた砂糖を入れず「この付いているクッキーだけで十分、甘い。最近、体から『糖質』が抜けてきた。」と言った。
この日は少し混んでいて窓際の席が埋まっていましたが、もし窓際の席が空いていれば▼『シーボルト・ガルテン』と先ほどの『東洋文庫』を眺めながらお茶ができます。晴れていれば屋外テーブルもいいですねー。
というわけで、だいぶ時間を食ったので、次は足早に17時までの『六義園』へ!
和歌山湾を模した大きな池がある『六義園』
というわけで、▼六義園には歩いて数分で到着!
六義園は造園当時から小石川後楽園とともに江戸の二大庭園に数えられておりました。元禄8年(1695年)、五代将軍・徳川綱吉より下屋敷として与えられた駒込の地に、柳澤吉保自ら設計、指揮し、平坦な武蔵野の一隅に池を掘り、山を築き、7年の歳月をかけて「回遊式築山泉水庭園」を造り上げました。
六義園は吉保の文学的造詣の深さを反映した繊細で温和な日本庭園です。
庭園の名称は、中国の古い漢詩集である「毛詩」の「詩の六義」、すなわち風・賦・比・興・雅・頌という分類法を、紀貫之が転用した和歌の「六体」に由来します。庭園は中の島を有する大泉水を樹林が取り囲み、紀州(現在の和歌山県)和歌の浦の景勝や和歌に詠まれた名勝の景観が八十八境として映し出されています。
この公園について
明治時代に入り、岩崎弥太郎氏(三菱創設者)の所有となった当園は、昭和13年に東京市に寄付されて一般公開されることになりました。昭和28年3月31日に国の特別名勝に指定されました。
六義園は東洋文庫で疲れた頭には最適な散歩場所でしたw
ここは春のしだれ桜や秋の紅葉が有名なのですが、10月中旬のこの日はまだ秋の紅葉もなく、さらに雨上がりでかなり寒く、さらにさらにカラスがめっちゃ泣いていてちょい不気味でした。晴れて暖かい日の昼ごろに行くともうちょっと楽しめたのかもしれませんが、まぁ他に人もお客がいなかったのでほぼ貸し切り状態でこれはこれで良かったです。
全体マップは▼こんな感じ。
春にはこの▼しだれ桜が満開になって、毎年、たくさんの人が訪れるようですが、今年の春は緊急事態宣言中で、密を避けるためにクローズされていたそうです。
散歩コースは▼山コースと、海(湖)コースがあります。
柳澤吉保が愛した▼和歌山市和歌浦を模した湖です。「和歌」とい単語が頻繁に出てきますねw
そんな感じで閉店時間の『赤とんぼ』の曲が流れたので外に出る。
出入り口近くにはアンパンマンで有名な▼『フレーベル館』がありましたが、中のショップは閉鎖してしまったようです。
▼愛と勇気しか友達がいない人が入り口にいました。しかし、アンパンって糖質の塊だなぁ。
▼作者のサイン入りです。
というわけで、その後は19時までやっているはずの、この小旅行のメイン目的地のギャラリーへ行くも、なんと!日曜日はやってなかったです。。。そうか、土曜日からリスケしたからか。。。ションボリするもーいさんを「まぁ、これで駒込の下町をブラブラできるじゃん!」と、ポジティブに励まし、駒込駅の北側へ。
途中、▼こんなポストも発見!この駅の北側はすでに豊島区で、ソメイヨシノ発祥の地だからだそうです。
ブルックリンスタイルのおしゃれカフェ『ミドルガーデン コーヒースタンド 』
その後はもーいさんオススメの▼『ミドルガーデン コーヒースタンド』へ!ブルックリンスタイルなカフェで僕好みですね。駒込は南口にもブルックリンスタイルなカフェがあって、少し前は少数派で変人扱いされていたブルックリンスタイルが一般市民にも普及しているのを実感しました。
寒かったので2人してカフェラテ。同じカフェラテなのに模様が違うのが面白い。▼こちらはもーいさんのカフェラテ。マドレーヌ付き。
▼こっちが僕。お菓子なし。
僕が頑なに糖質を拒むので、帰宅後、もーいさんに、
「誕生日のお祝いのお菓子をあげようと思ったけど、あまりにも糖質を制限しているから渡せなかった。。。」
と言われた。そんなに気にすることないのに。。。
僕は厳しく糖質制限しているわけでもなく、自然に身体から糖質が抜けていった感じ。お酒をやめた時と同じ感じで「摂取したい」という欲望自体がなくなった感じ。
あ、カフェは最初は混んでてカウンター席にいましたが、換気しているせいで風が入口からダイレクトにあたるので、席が空いてきてからは隣のソファー席に移動。2人だとこの一番奥のソファー席がオススメです!
この日、このカフェだったか、どこでだったか忘れたけど、もーいさんに、
「2年前は私やにゃんすちゃんが健康系の話しててもA1さんは『ポカーン』としてたけど、今は健康系の話題に関してはすごくよくしゃべる。」
と言われましたw確かにw
2年前までは2人が話ししている単語の意味さえよくわからなかったけど、去年、ダイエットに挑戦したけどコロナ太りでリバウンドし、今年は1日1食(実際には1日1.5食くらい)でリベンジしてからは健康系の本やYouTube動画を見まくったので、自分の意見が言えるようになった。(なんならもーいさんに教えるくらいw)
さらに言うと、2年前、もーいさんが言っていた株とか金融系の話に関しても、だいぶ言っていることが理解できるようになってきた。この2年でだいぶ成長したなぁ、俺w学問に終わりなしだ。
このお店も18時半の閉店時間になり、退店。最後にお店の写真をいろいろ撮らせてもらいました。
実は僕はこの日の朝までブログを書いていて、仮眠はしたものの、東洋文庫ではしゃぎすぎたこともあり、正直、この18時半までが体力の限界でしたw
ギャラリーが閉まっていたことで、結果的にこのカフェでもーいさんといろんな話ができて良かったです。
駅に向かう途中、僕が「寒い寒い」と言っていたら、もーいさんが「やせたから寒いんじゃない?」と言った。確かに体重64kg代は僕の人生では四半世紀ぶりで、これから四半世紀ぶりの「64kg代の冬」が来るからな。風邪をひかないように気をつけないと。
そして、帰宅後はシャワーを浴びて10時間ほど爆睡し、、、
翌朝、このブログを半分くらい書いたあと、午後に爆睡し、途中、数時間起きてスマホをいじっていたものの、翌日の朝まで寝ていました。最近、めちゃくちゃ疲れていたからなぁ。。。
そしてさらに翌日の本日(2021年10月20日)記事アップ!
ナーリッシュで買った『ビオソルト』をさっそく使ってみた!
その駒込に行った日の翌日は自炊する気力もミニマムだったので、先週、▼『レスキュー直売所』で買ったさつまいもを、、、
▼レンジに入れて、簡単なふかし芋を作りました!
その後、
「そういえば、あのナーリッシュで買った『ビオソルト』をふかし芋にかけてみたら美味しいんじゃないかな??」
と思い、、、
むちゃくちゃ美味しかったです!このつぶつぶが健康によさげ!
あと、レンジふかし芋は200Wで10分でも大きめのさつまいもだと皮の近くが固い時があるので、もう少し時間かけてもいいかも。お風呂やシャワー浴びるまえとかにレンジにかけておくといいよ!
というわけで、、、
まださつまいもが残ってるので、▼今度は焼き芋にも挑戦してみたいかな。これだとトースターで複数個焼けるし。
本当、生活から糖質が抜けてきた。
もーいさん視点の駒込散歩記事!
最後にこの駒込散歩の▼もーいさん視点の記事はこちら!A1理論視点のこの記事と比べてお楽しみください!w
駒込、今まで知らずに山手線で通過していた街ですが、こんな魅力がある街だとは思いませんでした!
予想通り、にゃんすも東京に来た時は『東洋文庫』に行きたがっているし、僕もまた行きたいなと思いました!ナーリッシュバーガーも気になっています!w