本日!!
▼『全国ゲストハウスガイド』
という新しいゲストハウス本が発売されました!!
全国版のゲストハウス本としては、まず、だりさんの▼『赤本』!
『ゲストハウスガイド100』は全国のステキなゲストハウスが詰まった決定版ガイド本!コスパ最強の旅をしよう! - A1理論はミニマリスト
ゲストハウスガイド100 - Japan Hostel & Guesthouse Guide -
- 作者: 前田有佳利
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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次に『ゲストハウス女子対談』が面白い▼『黄本』!
『ゲストハウスに泊まろう♪』はゲストハウスビギナーさんからマニアまで今すぐ旅がしたくなる名ガイドブックです! - A1理論はミニマリスト
『ゲストハウス』と町のあり方を研究しまくっている▼『青本』!
『まちのゲストハウス考』は21世紀の地方都市の未来が詰まったステキなエッセイ集!イラストも可愛いよ! - A1理論はミニマリスト
- 作者: 真野洋介,片岡八重子,明石健治,豊田雅子,飯室織絵,加納亮介,蛇谷りえ,井筒もめ,森岡咲子,武田昌大,田中惇敏,西村祐子,Yone(米村知倫)
- 出版社/メーカー: 学芸出版社
- 発売日: 2017/03/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そして、2週間前に発売された▼松鳥むうさんのコミックエッセイ!(茶本?w)
【本日発売!】『日本てくてくゲストハウスめぐり』はゲストハウスの楽しさと優しさが可愛く伝わってくるコミックエッセイです!! - A1理論はミニマリスト
日本てくてくゲストハウスめぐり (地球の歩き方コミックエッセイ)
- 作者: 松鳥むう
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド・ビッグ社
- 発売日: 2017/07/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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に次いで5冊目というところでしょうか???
もちろん、今回は『緑本』ですね!w
ゲストハウス本、カラフル過ぎて、まるでゴレンジャーじゃないですか!?w
ゲスハ戦隊!泊まるんジャー!!!w
というわけで、今回は本日発売の▼『緑本』を読んだ感想を書いていきます!!
この書籍を手掛けたのは旅本や雑誌を多く編集している▼『風来堂』さんなんですよね~!
僕は実は風来堂さんの▼この本が大好きだったんですよねぇ。
眠る前に読むと、旅の夢が見れるシアワセ本です!w
2006年に出た▼この本も好きでしたw
(表紙の絵は当時、mixiで有名だったヨシダプロさんですよね?w)
風来堂さんは、2010年、『ゲストハウス文化の火付け役』と言われた東京・入谷にできた『toco.』以前から『日本の放浪宿』を取材し続けていた方々です!
▼『ニッポン放浪宿ガイド』は最初の2005年から06年、07年、09年と出ていたっぽいですねぇ。
phaさんも買ってた!!w / “ニッポン放浪宿ガイド200 - phaの日記” https://t.co/yuIdLEwFlb
— A1理論 (@A1riron) 2017年7月27日
僕個人的には主に90年代に▼『旅行人』っていう海外安宿ガイド本を多く出していた出版社があったので、それの日本国内版って感じですw
で、本日発売した『緑本』は、
2009年年以来、8年間更新されなかった『新・ニッポン放浪旅ガイド』の2017年版!
という▼感じの本でした!!
▼地図もなんとなく似てます!!w
しかし、90年代の『旅行人』や、05年の『ニッポン放浪旅ガイド』の時は、
旅、特に一人旅の主役は『男』だったように思えます。
ライダー・チャリダー・徒歩旅・登山・現実逃避、等々。
しかし、この『緑本』の表紙のように、
『ゲストハウス』の旅の主役は『女子』に様変わりしましたねー!
ドミトリーにはカーテンが引かれ、オシャレなリノベーション宿や古民家宿が劇的に増えたと思います!
男の一人旅は朝早く出発することも多いのですが、今の『ゲストハウス』は、
「消灯時間までバーや共有スペースでキャッキャウフフ!」
みたいなw
あと、今、読み返すと『ニッポン放浪旅ガイド』は、沖縄の「ゆんたく宿」と、北海道の「ライダーハウス」がめっちゃ多いですねぇ。
それに比べると『緑本』でいっきに全国にゲストハウスがまんべんなく散らばって、『ゲストハウス』文化が本州・四国・九州に定着してきた感じですねぇ。
それでは見ていきましょう!
本の構成は『赤本』に似てるかな?
まずはいきなり、▼ゲストハウスをタイプ別に『分類』しています。
これはなかなかいい切り口ですねぇ。本当、日本にはいろんなゲストハウスがありますから。
ここまで読んで気づいたことは、普通のゲストハウス本なら、写真の下とかにゲストハウスの名前とかが記載されているのですが、この本にはその記載がないんですよねぇ!w
「ああ、あれ、あそこだ!」
「これ、どこだろう???」
みたいな、ゲストハウスマニアのマニア心をくすぐる構成ですw
その後は▼ゲストハウスの泊まり方紹介。尾道の『あなごのねどこ』を例に展開されます!
『赤本』や『黄本』にも載ってますが、『緑本』だけ買った人でもこれを見れば泊まり方がわかります!
そのあと、Q&Aがあって、そこでカラーページは終了で、
ここからは怒涛の350軒以上のゲストハウス紹介!!
『新・ニッポン放浪宿ガイド250』からさらに100軒以上増えています!!
で、その最初に、、、
アイコンの説明があります!!
これは便利!!
電子レンジや冷蔵庫や宿泊者用PCとか、基本的にあんまり確認しないですが、前もって知っておけると便利ですねぇ!
サイトにもあんまり書いてないし、冷蔵庫とかわざわざメールで問い合わせるのも、ねぇw
で、各ページは▼こんな感じです!!
北海道・東北・関東、など、まんべんなく紹介されてあります。
他のゲストハウス本と少し違う点は、ユースホステルや岩手の「苫屋」さん等の変わり種宿も紹介してあるところですねぇ。
そして、今までのゲストハウス本を読んでて、
「ああ、あの宿、載ってない。。。」
ってガッカリした宿とかが載ってて、ちょっと嬉しいですw(ゲスハ好きには)
ただ、ちょっと注意なのは、上記写真を見てもらえればわかりますが、350軒以上は紹介されてますが、宿によっては紹介文が非常にミニマムな時があります。
まぁ、紙面の関係上、仕方ないのだとは思います。
なので、この本は『新・ニッポン放浪宿ガイド』の最新版、と認識し、
「日本にはこんなにゲストハウスあるのか~」
「え!?ここにもゲストハウスあるの!?」
という感じの、エントリー本として使用し、詳しい情報に関してはサイトで補完、という使い方がいいと思いました。
そして『ニッポン放浪宿ガイド』からの伝統の、
『COLUMN』(コラム)が面白い!!w
「ゲストハウス」だけではなく、本当に心から『旅』が好きな人が作った本なんだなぁ、と思いました!
このコラムも、あえてお店の名前とかは伏せてあるところがニクイ!!w
で、最後の最後には宿のインデックス(目次)があるので便利です!
個人的には▼この2つの本をセットで読むのが面白いと思います!w
まず、この8年間の日本の安宿の変遷がわかります。
本当、安宿事情はガラッと変わりましたねぇ。。。ここ8年で。。。
あと『ニッポン放浪宿ガイド』のほうはコラムが長くて面白いですねぇw
ついつい読み込んでしまいますw
旅ブログ的な話とかもあって、これは90年代の『旅行人』とかにも時々載ってました。
ブログがスマホで読めるようになって、ガイドブックから消えてしまった文化なんでしょうねぇ。これが好きだったんだけどなぁw
で、ここからは5つのゲストハウス本、
ゲスハ戦隊!泊まるんジャー!!!w
の特徴を▼マトリクス図にしてみました!
今回の『緑本』は風来堂さんお得意の多数紹介がウリですね!
昔ながらの『旅行人』っぽい、バックパッカー・ガイドブック、という感じで往年のバックパッカーや、
「日本中、行きたいところがいっぱいある!!」
という方にはオススメですね!!
『黄本』『赤本』と合わせて購入すればなおいいかも!!
『ゲストハウス』より『旅』優先な方向け!
で、今年になって出版された『青本』と『てくてく』は、ガイド本というより、
「超オススメのゲストハウス、教えます!本」
と言えるかもしれない。
「ゲストハウス、いっぱいあり過ぎて、一体、どこに行けばいいの!?」
という方は『青本』や『てくてく』を読んでから行くと感動できるのではないでしょうか??
『旅』より『ゲストハウス』優先な方向け!
で、縦軸は、「ウェーイ!」目的か、「研究」目的か、で分けてみました。
「ゲストハウスとはなんぞや??」
と深く知りたい人は『赤本』と『青本』がオススメ!!
逆に、
「難しいことはいいから、とにかく飲もう!!!」
って人は、『黄本』と『てくてく』、特に酒好きむうさんの『てくてく』がオススメ!!
ま、結局、全部、オススメなんですけどね!!w