
※今回の記事は都市伝説エンタメ回です!
都市伝説と日本神話が大好きなA1理論です!
今回は「2025年7月5日午前4時18分に大災難が起きるんじゃないか?」という予言の日・予言の時間に、何年もまえからずっと気になっていた諏訪の山奥の「小袋石(おふくろいし)」に行ってきました!上記の写真の巨石です!
その様子を諏訪からYouTubeやYouTube LIVEでもお送りしていたのですが「話が複雑なのでブログにまとめて欲しい」とコメント頂きましたのでこの記事に要点をまとめてみました!
諏訪の歴史好き、日本神話・記紀神話・歴史好き、都市伝説好きの方などに楽しんで頂ければ幸いです!
最初にこの記事のミニマムなまとめ
- 予言の日の2025年7月5日午前4時18分に諏訪でなにかが起きるんじゃないかと仮説を立てて検証してみた!結果はなにも起きず!
- 諏訪には秘密がいっぱい眠っていると思う!
- さらに僕のルーツも諏訪にあり?
2025年7月5日午前4時18分の予言の元ネタ!
この7月5日の予言の元ネタはここ数ヶ月でいっきに有名になりましたが▼このマンガです。7月5日の直前に100万部突破しました。
著者は予知夢が見える漫画家さんで、東日本大震災、その他いろいろ予知夢で当ててます。
僕が知ったのは2021年頃に某YouTubeチャンネルでですが、その後、このマンガも買ってここ4年ほどずっと気になっていました。
このマンガの表紙には「本当の大災難は2025年7月にやってくる」と書かれていて、あとがきには「2025年7月5日」と書かれていて、さらにその夢を見た日が「2021年7月5日 4:18AM」だったことから、いつしか予言の時刻が、
「2025年7月5日 4:18AM」
となって広まりました。
大災難というのは日本とフィリピンの中間あたりの海底がボコンと破裂(噴火)して、太平洋周辺の国に大津波が押し寄せるというもの。
『諏訪のかたりべ』さんの話から諏訪信仰は「地震信仰」なのではないかと考えた!
さらに僕は2022年にYouTubeで見つけた『諏訪のかたりべ』さんという諏訪の伝説を語り継いでいる方の動画がずっと気になっています!
基本的な情報をまずお伝えすると、諏訪大社は4つあり、僕が2010年代後半に好きでよく行っていた下諏訪には秋宮・春宮という2社の下社があり、その諏訪湖の向かい側には上社の前宮と本宮があります。
▼その前宮と本宮の真ん中辺の道を山のほうに向かって行くと、、、
この記事のアイキャッチ画像のような巨大な磐座(いわくら)があり、なんと!この磐座こそが諏訪のご神体であり、この磐座とそれに向かう4つの小さな神社こそが本当の「諏訪大社」だという!ビックリ!
諏訪の4つの諏訪大社、そして日本中の諏訪神社にはすべてこの磐座から切り出された石が「ご神体(ミシャグジ様)」として祀られているそう。諏訪に伝わる「諏訪七石」の残り6つの石もこの磐座から切り出されているらしい。
しかもこの磐座は日本列島を東西に横断する活断層「中央構造線」と、南北に縦断する活断層「糸魚川静岡構造線」の交わる×点の上に鎮座しているという!
さらに日本列島は地震列島で周辺に4つのプレートがあるのですが、そのうち「北米プレート」「ユーラシアプレート」「フィリピン海プレート」の3つのプレートの接着点もこの磐座だという!
そこから僕は「諏訪信仰」自体が「地震信仰」なんじゃないかと考え始めた。
諏訪で今でも多くの人に信仰されている縄文時代の形のない神様「ミシャグジ様」も、基本的にカタカナで表されたり、いろんな漢字が当てられたりしているけど『御石神様』が一番、正しいのでは?石の神様。
「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締まり」新海誠監督3部作の暗号
突然ですが新海誠監督のこの3部作には実は深い「秘密」(暗号)が隠されていると言われています。これについては是非、皆さんで調べてみてください。特に諏訪も舞台のひとつと言われている「君の名は。」。ちなみに僕はこの3つともまだ見てませんw
日本神話(古事記&日本書紀ベース)の基本を知りたい方はこちら!
さらに僕のYouTubeでの話は日本神話(古事記&日本書紀ベース)を元にしています。
しかし「日本神話」の特徴は日本人が誰一人として知らないことw
▼マンガでざっくり知りたい方はこの本がオススメです!YouTubeだと中田敦彦さんの「古事記」やTOLAND VLOGさんの「日本神話」がオススメです!
2025年7月3日と4日にも下見でお袋石へ!
というわけで僕はまずは2025年7月3日と4日に下見でお袋石へ向かいました!
▼7月3日は1人でYouTube LIVEしながら!
▼7月4日はブログ仲間のひらやまさんにざっくり概要を説明する動画を収録しました!
お袋石まで4つの神社が並ぶ
ここからは一番上のお袋石までの4つの神社を下から順番にご紹介します!4つすべての神社の四角に諏訪の神社の特徴である「御柱(おんばしら)」が建っています!
ちなみにこの地点は標高920mで、昔はこの辺まで海だったと言われています。なので4つの神社にはすべて神社の下に船型の石があります。お袋石自体も「舟つなぎ石」と言われています。
▼まずは入り口にこんな看板が立っています!

①磯並社
まずはひとつめの▼「磯並社」。

この「磯並社」に祀られているのがワタツミという海の神様です。同時にタケミナカタの子のイケウノミコトも祀られているようです。
タケミナカタは諏訪大社本宮の御祭神です。ちなみに前宮の御祭神はその妻のヤサカトメです。下社は両方。
タケミナカタは国の神であるオオクニヌシの息子であり、アマテラスが天の国から派遣したタケミカズチに力比べで負けてこの諏訪の地から出ないように約束させられた。
オオクニヌシの祖先はアマテラスの弟のスサノオであり、海の神でもあるから、この「磯並社」はざっくり「海」の神社という感じ。
②瀬神社
ふたつめが▼「瀬神社」!ここは僕のルーツにも深く関係する神社です!やっとここに来れて感動!!

この「瀬神社」に祀られている神様こそが封印されし水の女神「瀬織津姫」です!長野県では「梓水大神」(あずさみずのおおかみ)とも呼ばれています!
瀬織津姫は川の神でもあり、龍神でもあり、人類が傲慢になった時に災いを起こす「八十禍津日神(やそまがつひのかみ)」とも言われています。
瀬織津姫様は古事記・日本書紀には一切登場しません。封印されているので。なので「祝詞」の中にしか登場しません。
『諏訪のかたりべ』さんによると、この小さな「瀬神社」こそが瀬織津姫様の日本の総本社だという!マジかよ!
さらに『諏訪のかたりべ』さんによると、諏訪には「瀬織津姫様の祭司」がおり、「五官祝(ごかんほおり)」という神職だったという。
【上社の五官祝(ごかんほおり)】
⓪大祝(おおほおり)男性が祭司・生き神様(現人神)・諏方氏(家祖はタケミナカタ)
①神長官・守矢氏
②祢宜太夫(ねぎだゆう)物部氏が務める(守屋氏)
③権祝(ごんのほおり)矢島氏(水を司る霧ヶ峰・八島湿原の祭祀)女性が祭司
④副祝(そえのほおり)長坂氏
⑤擬祝(ぎほおり)伊藤氏
【下社の五官(ごかんほおり)】
①大祝(おおほおり)金刺氏
②祢宜太夫(ねぎだゆう)
③権祝(ごんのほおり)
④副祝(そえのほおり)
⑤擬祝(ぎほおり)
※五官祝(ごかんほおり)に上下関係はなく同列の神職
こちらの新聞記事等も参考にしました
また瀬織津姫は『祓戸大神(はらえどのおおかみ)』とも言われていて、ここで禊祓(みそぎはらえ)を行ってから上に進むとのこと。
それと同時に『祓戸大神(はらえどのおおかみ)』は門を開く神でもあるので、ここで扉を開いて奥へ進むとのこと。
ちなみにこの3日前の6月30日は「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」の日で、この日と大晦日に全国の神社で唱えられる祝詞で瀬織津姫様が登場する『大祓詞(おおはらえのことば)』は僕の先祖と我が家に伝えられているアメノコヤネが唱えていたと言われています!日本初のミニマリスト!
本日6月30日は「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」の日ですね。半年分のツミやケガレを洗い流しましょう!洗い流してくれる神様は僕の一族が古代から崇拝してきた水の女神・瀬織津姫様です! / https://htn.to/29eLvimfs9
『大祓詞』に瀬織津姫様が登場します。「速󠄁川はやかはの瀨せに坐ます瀨せ織おり津比賣つひめ(瀬織津姫)と云いふ神かみ」この祝詞を唱えていたのは僕のご先祖様であり日本初のミニマリスト「アメノコヤネ」ですw
粗末な小屋(小屋根)でいつも祝詞ばかりを唱えていたという変態な「言葉」の神様「アメノコヤネ」。その子孫の僕は今日も高田馬場のボロアパートでブログとYouTubeを頑張っていますw
瀬織津姫に関して、もっと詳しく知りたい方は『TOLAND VLOG』さんの各種・瀬織津姫動画を参考にするといいと思います!
▼瀬織津姫を祀る神社は兵庫県の廣田神社や京都の下鴨神社境内の御手洗社などがあり、僕はここ最近、どちらもお参りしてきました!
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というわけで、この瀬織津姫様が海に注ぎ込む「川」の神様ですね。ここまで2つが「水の神」(海と川)で、ここから上3つが「山の神」。
③穂股社
3つめが▼「穂股社」です!

『諏訪のかたりべ』さんによると、この穂股社に祀られているのは記紀神話にも出てくるアマテラスの子(夫説もあり)のアメノオシホミミ、別名オモイカネ(知恵の神)でもあり、「戸隠しの神」とのこと。
オモイカネは「天の岩戸伝説」の時に、天の岩戸にアマテラスが引きこもってしまった時に、そこから出す作戦を考えた「軍師」のような知恵の神です。
つまり、ここに『天の岩戸』があるとのこと!(見えませんが。。。だから「戸隠し」なのか??)
また『二股の神』とのことで、この先も道が二股に分かれていて、「太陽」の「玉尾社」と、「月」の「小袋石」に分かれます。
ここまでが「人界」の領域で、ここから先は「天界」の領域になるそうです!いよいよ!
④玉尾社
4つめが▼「玉尾社」です!ついに太陽!

『諏訪のかたりべ』さんによると、ここに祀られているのはニギハヤヒという男性の太陽神です。別名「アマテル」であり、物部氏の祖神です。
▼実は僕はこのニギハヤヒを祀る大阪府交野市の「磐船神社」にも行きました!ここもめっちゃ磐座!
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「あれ?なんで太陽神が男なの?日本神話では太陽神はアマテラスという女神でしょ?」
と思ったあなたはするどい!
世界中のほとんどの神話は太陽神が男神で、月の神が女神です。だってそのほうがしっくりくるでしょ?
でも日本神話だけ、なぜか太陽神がアマテラスという女神で、月の神がツクヨミという性別不明の神なのか?
まぁそれこそが「この世界」の最大のタブーで、「君の名は。」の中に隠された暗号だと僕は考えています!
ここで『諏訪のかたりべ』さんはものすごいことを言っていて、物部守屋の名前の由来はこの諏訪の神長官・守矢さんからきているとのこと!
「守屋」と「守矢」、「や」の字が違うのはものすごく深い意味があるとのこと。
守矢は縄文時代のシャーマン。
そしてニギハヤヒが持ってきた物部は、弥生時代から、(神話の終わりの)ヤマト王権の時代の「繋ぎ役」で、最初に日本に入ってきた「太陽」。大王家(天皇家)のまえに。(ここは記紀神話と合致)
で、縄文のシャーマンの守矢と、ニギハヤヒを祖神とする物部氏は、その大王家(天皇家)が日本に来るかなり大昔からここで会っていたらしい!(これは正統竹内文書と一致すると思います!)
なので、物部守屋のお父さんは子供に、この縄文のシャーマンの「モリヤ」の名前を付けたらしい。
しかし、物部守屋は「十種神宝(とくさのかんだから)」を預かっていたがゆえに聖徳太子と蘇我一族と反目し、蘇我氏に消される。
その物部守屋には遺児が3人いて、
1人目は岡山の吉備氏の同族になって消えた
2人目は諏訪に来て守矢家に養育されて、守矢家の婿養子になって同族になった『武麿君』(たけまろぎみ・この山の上の物部守屋神社の勧進)
3人目は東北のアテルイとモレに拾われて東北の物部氏になる(子孫が唐松神社の物部さん)
諏訪に来た武麿君は「なにか」を預かってここにきて、さらに物部守屋の遺髪・遺骸を背負ってきた。
そしてその遺骸を諏訪の五方向に埋めた。首を守屋山頂、残りを稗の底村(原村)、鎮目神社(辰野町)、善光寺の下。(もうひとつは?)
その首が守屋山の山頂に据えられた時、「守矢山」から「守屋山」に代わった。山頂の祭司は諏訪大社から物部の祭司に代わった。
なので「諏訪大社の神体山」と呼ばれている守屋山は諏訪大社のご神体ではなく、物部守屋の「もがり」。
じゃあ「諏訪大社の神体山」の場所はどこかというと、なんとここ!
ちなみに武麿君は神長官・守矢の養子になって最初は「守矢武麿」を名乗ったが、子供の1人に物部を再興させて諏訪大社の祢宜太夫(神長官の次の位)に。しかし諏訪の物部氏は江戸時代に絶えた。
⑤小袋石(おふくろ石・子袋石・要石)
というわけで、目的地の▼小袋石へ到着!巨大な月です!

『諏訪のかたりべ』さんによると、諏訪においては縄文の祭祀の中心は「月」だったという。
だから縄文の神様である守矢氏は「カエル」と言われるらしい。(カエルは夜に泣くから?上社のカエル神事)
またこの小袋石は『大陰石』であり「大きな陰」、玉尾社は「小さな陽」。これがこの磯並の場所を表しているとのこと。
小袋石の祭祀はもちろん縄文のシャーマンである神長官・守矢氏。その守矢氏がこの岩の頂点に立って山からミシャグジ様を下ろす磐座でもあった。
そして『諏訪のかたりべ』さんが先代の神長官・守矢さんから聞いた話によると、この石は7500年前の北横岳噴火の時に50km先の八ヶ岳からここに飛んできたらしい!その時に中央構造線が横ズレし、真ん中がばっくり開いて諏訪湖ができたとのこと!
そしてこの石がここにストーンと落ちることで中央構造線のズレが止まったとのこと!
3つのプレートはここから大陸に沈み込んでいて、常にここで大地のバランスを取っている。プレートが跳ねることによって地震が起こるので、その地震を最低限にする調節をしているとのこと。
石を外すと歪みのエネルギーの制御が効かなくなって、南海トラフクラスの地震が永久に頻発するとのこと!ヤバ!w
だから日本の中心の「要石」!先代の神長官・守矢さんいわく、この石を外したら日本列島は4つにわかれるとのこと!
神長官・守矢史料館
先ほどの小袋石・磯並社の下の坂を下っていくと、『諏訪のかたりべ』さんの話に何度も出てきた神長官・守矢氏の史料館があります!
僕はここにずっと来たかったのですが、なぜかなかなか来れなくて(下諏訪から遠かった)、今回やっと来れたのですが、思っていたよりミニマムでした。建物の設計は藤森照信さんです。(現在の守矢家の第78代当主・守矢早苗さんと幼馴染らしいです!)

▼怖い!有名な「御頭祭」ですね!聖書との共通点も指摘されています。(「イスラエル」の名前の起源?)

▼天正時代(1573~92年)のこの辺の古図もありました!1582年に織田信長によって諏訪大社は焼き討ちにあっているらしいので(焼き討ちにあってない説もあり)その直前でしょうか?

▼先ほどの小袋石周辺の古図もあります!昔は鳥居や五間廊もあったんですね!

空飛ぶ泥船・高過庵・低過庵
ちなみにその近くに藤森照信さんデザインの空飛ぶ泥船・高過庵・低過庵もあります!
しかし「空飛ぶ泥船」って藤森さん、実は『諏訪の秘密』をいろいろ知ってるのでは?(まぁ守矢さんと幼馴染ですからねぇ。。。)



2025年7月5日午前4時18分に小袋石へ!
▼というわけで、僕は予言の時間に小袋石へ!リアルタイムにYouTube LIVEしながら向かいました!むちゃくちゃ楽しかったです!結果はみなさんご存じのとおりです!
おまけ!2022年末にもひらやまさんとお袋石の話をしています!
最後にこの記事のミニマムなまとめ
- 予言の日の2025年7月5日午前4時18分に諏訪でなにかが起きるんじゃないかと仮説を立てて検証してみた!結果はなにも起きず!
- 諏訪には秘密がいっぱい眠っていると思う!
- さらに僕のルーツも諏訪にあり?
という感じでした!楽しんで頂けたなら幸いです!