僕が10年前からずーーーーっと大好きな黒田官兵衛(孝高)!
その話の元となった『黒田家譜』を編纂した貝原益軒さん!
見事に『倹約』と『吝嗇(りんしょく、つまりケチ!)』の違いをミニマムに説明しています!
さすが、官兵衛の孫の2代藩主・黒田忠之の怒りに触れ、7年間の浪人生活を送っただけのことはある!!(黒田騒動過ぎるww)
僕は司馬遼太郎の『播磨灘物語』が大大大好きで、その主人公の黒田官兵衛が大河ドラマに決定した時は小躍りしました!!いや、もう大踊りに近かった!!(笑)
ただ、脚本が心配で心配で心配でしたが、見事にその心配を振り切って、素晴らしい脚本に仕上がっていたと思います!
『播磨灘物語』は播州編だけなので、後半の北九州編もめっちゃくちゃ面白かったです!
僕は▲この脚本四巻を全て立ち読みで二回以上読破しました!(笑)
去年は次の巻が出るのが待ち遠しくて、待ち遠しくてたまりませんでした!!
で、この黒田官兵衛、ケチでケチでケチでケチな人間なんですが、大河ドラマでもそのケチさを指摘され、
「ケチではない『倹約』だ!」
というセリフが頻繁に出てきます。
しかし、そんなケチでミニマリストな官兵衛も、最後の戦い(九州関ヶ原)ではそれまでの倹約で貯めに貯めた金銀を大放出し、三河で行われる関ヶ原の戦いに乗じて、九州から天下を取ろうとします!!
その『倹約』と『ケチ』の境目はなんだろうか?
貝原益軒さんがミニマムに説明していますね。
自分のためにお金を使わないことこそが『倹約』。
他人のためにお金を使わないことこそが『ケチ』だと。
黒田官兵衛の座右の銘は、
「人に媚びず、富貴を望まず。」
しかし、
「金銀を用いるべき事に用いなければ、石瓦と同じである。」
とも言った。
日頃の生活では極限まで『倹約』を努めていたミニマリストだが、戦国時代の最後の戦い(九州関ヶ原)において、
「『戦いの世』を終わらせるため」
に今まで貯めこんでいた全ての財をつぎ込んだ。
(※あくまでも大河ドラマ、『播磨灘物語』、そして貝原益軒の『黒田家譜』上の設定ですw)
軍師・黒田官兵衛にとっては、今まで自分が『倹約』して貯めてきたお金すべてを『のちの世の為』に費やすことは『吝嗇(ケチ)』ではなかったんだと僕は思います。
(※あくまでも、以下略w)
また、官兵衛は晩年も小さな小屋で質素倹約に努めて暮らしたと言われています。
そして、僕は最近、
お金は、いや、命さえも、
自分の為に使うより、他人の為に使うほうが、最終的なコスパはいいんじゃないか?
と、思い初めてきました。
で、キミらははてブをケチらずに『バズってどうする!?』