『読書』の神髄を極めてますね、ショーペンハウエルさん。
- 作者: ショウペンハウエル,Arthur Schopenhauer,斎藤忍随
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1983/07
- メディア: 文庫
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自分の人生は『自分のキャラ』しか選べない。
現時点の僕で言うと、『男』で、『関西人』で、『37歳』で、『貧乏家庭出身者』で、『元寮生』で、『文系』で、『元営業マン』のキャラしか選べない。
そのキャラが『主人公』。
でも、『読書』をすることで、他の『主人公』の視点から見た『世界』を楽しめるんじゃないかと思う。
『女性目線』とか、『イギリス人目線』とか、『昔の人目線』とか、『老人目線』とか、『学者目線』とか、『社長目線』とか。
ドラクエ4で言うと5章以外の1~4章までのそれぞれの主人公目線で旅をする、的な。
これって今の時代なら『ブログ』にも相当するんじゃないかな、と思う。
時代はみんな一緒だけど、その人のブログを読み込むことでその人目線で『世界』を見ることができる。だからすごく面白い。
そう考えると『自分の意見』を書くだけでブログコンテンツになる、とも言える。
(ただし「煽り」はNG!)
ちょっと話がそれたけど、『他人の頭』で考えることってめちゃくちゃ大事なことなんじゃないかな、と思った。
『戦う』にしろ『守る』にしろ。
『戦い』においては『他人の頭』で考えることにより、相手の『手の内』を読むことができる。(ジョジョ1部でツェペリさんも言ってた!)
そして『守る』ことに関しては『守る』人の気持ちを最優先で考えることができる。
ちなみに僕は『優秀な営業マン』とは顧客に『憑依』することができる人だと思っています。▼『憑依芸人』。
営業をしたことがないけど営業マンをずっと間近で見てきたおじさんが語った『営業マンに大事だと思う3つのこと』 - A1理論はミニマリスト
なので、本を読んだり、ブログを読んだりすることで一番大事なことは、読んだ本の数を自慢したり、ブログにネガコメしたりすることではなく、
『他人の頭』で考える習慣をつけること
そして、人生の折に触れて、
他人に『憑依』して、『他人目線』で自分を操ること
なんじゃないかな、と思った。
そう言えば、この間、下諏訪で宿がなくて泊まったネットカフェで読んだ『ロトの紋章』の中で、主人公アルスが手に入れた『悟りの書』に書いてあった言葉は、
『我は彼なり、彼は我なり。』
だった。
▲超、全巻読みたい!!ww
『他人になり切る憑依力』のレベルを高められることが読書、そしてブログを読むことの最大のメリットなんじゃないかな、と思った。
だから本やブログを読んだ後は、この世界の物事を、
『他人の頭で考えよう』!!
そんじゃーね!!!
で、『他人の頭』で考えた結果、『バズってどうする!?』