2015/2/2 夕方
小屋フェス、尖石縄文考古館、諏訪大社秋宮といっしょに観光したサンドニさんとご主人さんと▼下諏訪駅前の駐車場で別れ、
諏訪大社は4つあるよ!下諏訪の下社秋宮は駅から歩いていけるからライトユーザーにオススメ! - A1理論はミニマリスト
僕は1人でマスヤゲストハウスへ戻った。
ドミトリーに入った瞬間、空がゴロゴロと鳴りだし、雨がパラパラ降り始めた。
元々、この日は雨の予報だったので、本当、すごいタイミングでずっと晴れだった。
ただ、ものすごくお腹がすいているし、ものすごく汗をかいている。
そう言えば、さっきチェックインした時に、スタッフの方が、
「この辺は安く入れる温泉が多い。」
って言っていたことを思い出した。(そんなことも調べずに勢いで下諏訪に来たw)
ドミトリーの窓を急いで閉めている男の人がいたので、
「ここのスタッフの方ですか?」
と聞くと、
「いえ、常連の宿泊客ですが、なにかわからないことあります?」
と聞いてきた。ゲストハウスのこういうノリが僕は大好きだ。
「この辺で一番近い温泉ってどこですか?」
と聞いた。湯に入る前も入った後も極力、雨に濡れたくなかったので。
その人は下諏訪の『まちあるきマップ』(下諏訪に来たらまずこれを駅のインフォメーションセンターかマスヤゲストハウスでゲットしよう!)を取り出し、、、
「それなら『新湯』かな?」
と、『新湯』の場所を▼指差した。
確かにここ(マスヤゲストハウス)からかなり近い!!
「ありがとうございます!!」
と僕はその人にお礼を行って、マスヤゲストハウスからすぐ北にある『新湯』に向かった!
▼この写真は後日撮影したものです。昭和レトロな風情がいい感じです。ちなみに昭和2年に出来た比較的新しいお湯なので『新湯』というらしいです。
▼この日(撮影日)は入り口の朝顔の飾りがキュートでした!
さっそく番台でお金を払って中へ。
料金は大人230円!東京の銭湯の半額!!温泉でこれは安い!!
ちなみに子供は110円とのこと。
(2015/8現在。2014/4までは大人220円・子供110円だったそうです)
ただしひとつ情報不足だったのは、貴重品を入れる脱衣所のコインロッカー(100円)がお金が戻ってこないこと。(おそらく多くの利用者が地元の年配の方なので貴重品を持ってこないんだろうと思われました)
僕は財布もiPhoneも持って来ていたので迷いましたが、一応100円払ってコインロッカーを使いました。
マスヤゲストハウスのドミトリー宿泊者の方は『新湯』に来る際はベッドの上にある貴重品箱に財布・iPhone・モバイルバッテリー等の貴重品を入れて鍵をかけ、ポケットに500円玉や千円札を入れ、洗面道具だけ持って『新湯』にくるといいと思いました。
ちなみにその際はこういう▼ダイヤル式南京錠を事前に買って持っていると便利です。
ゲストハウス宿泊の旅に必要だと思った、バックパックに常に入れておきたいグッズ2つ。 - A1理論はミニマリスト
また、下諏訪の温泉はどこも基本的にシャンプーやボディソープ等は置いてません。
なので必要な人は持っていくことになるのですが、▼普段から湯シャン・タモリ式入浴法に切り替えておくとタオル1枚だけで済むので大変便利です。(これは別府等の他の温泉街でも同様です!)
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『新湯』の中の写真は▼これらのサイトが写真も多くすごく詳しいです!
で、服を脱いでドアを開けて中に入り、掛け湯をして湯船に足をつけると、、、
熱い!!!
ものすごく熱いです!
そう言えば、諏訪大社秋宮に向かう途中に▼『掛け流し』と言われる手だけ湯に触れれるところがいくつかありましたが、僕的には全部ほぼ熱湯に思えたんですよね。。。
どうやら下諏訪の温泉はどれもかなり熱いらしく(上諏訪の温泉より熱い!)、しかもこの『新湯』や『旦過の湯』は加水していない源泉そのままらしいので初心者にはかなり熱く感じました。
いろんなサイトの情報を見ると『新湯』の温度は56.0~58.5度くらいとのこと。
簡単に言うとめちゃくちゃ熱いですw
ただ、湯船の横に水が出る蛇口があったので、そこで何度か水を浴びながら3回くらいチャレンジしてどうにか肩まで浸かれました。(でもすぐに湯船から出ましたw)
あと、『新湯』で特徴的なのは人が入ってきたり、出ていく度に、
「こんばんは!」
「おやすみなさい!」
とみんなが声をかけていること。
「えっ!?下諏訪の温泉って全部こうなの!?」
と僕は最初に思いましたが『新湯』だけのルールっぽいですw確かに風情はあります。
こういうのが好きな人はたまらなく『新湯』が大好きになる傾向が強いです。
お湯はかなり熱かったですが、着替えたあとは体はポカポカしてきていい感じになってきました。冬とかはかなりいいかも。
あと、後日情報ですが、女湯のほうは地元のおばちゃんと旅行者の女子が仲良くなって背中を流しあったりすることもあったりするようで、この『新湯』は女性客にはすごく人気なんですよね。
マスヤゲストハウスの女性スタッフにも人気なので、女性の方はまずマスヤゲストハウスの女性スタッフさんに『新湯』の楽しみ方を聞いてから行ったほうがいいと思います。
リューマチや神経痛に効くお湯なのでそういう意味でも女性客に人気っぽいです。
ただし、熱いのが苦手な方や、銭湯等に慣れてない方で、時間に比較的余裕のある方は、下諏訪にしては比較的湯がぬるい『菅野(すげの)温泉』か『児湯』で予行演習してから行くほうがいいんじゃないかと思いました。
まとめると、
【こういう方に向いています!】
・熱い湯が好きな方
・源泉が好きな方(温泉自体が好きな方)
・リューマチや神経痛に悩む方
・地域の方と触れ合いたい方(普段、東京や名古屋等の都会で消耗している方)
そして、この『新湯』を出る時にとある▼可愛いパンフレットを番台で見つけました。
どうやら地元の小学生が作成した下諏訪の温泉を紹介するパンフレットのようです。
『平成25年度町内の小学校三年生作』とのこと。
▼開くとこんな感じ。
このパンフレットが可愛いだけではなく、意外と実用的で、この後かなり活躍しますw
けど、このパンフレットを下諏訪で見たのは後にも先にもこの時だけで、もうたぶん手に入らないと思います。(『新湯』でも残り数冊しかありませんでした)
この情報を消してしまうのはもったいないと思ったので、下諏訪町役場にメールをして教育こども課の方からブログ掲載許可をとりました。
もう紙では手に入らないパンフレットかとは思いますが、このブログで楽しんでもらえればと思いました。
というわけでそのパンフレットの『新湯』の部分を紹介して今回は締めようと思います。
(下諏訪では『新湯』で「ちょうどよい湯加減」なのか。。。。)