お正月に家で、ボーーッとNHKの▼『歴史秘話ヒストリア』を見ていた。
※ちなみに僕がテレビをテレビで見るのは実家に帰った時くらいw
NHK歴史秘話ヒストリア―歴史にかくされた知られざる物語第2章〈2〉戦国時代編
- 作者: NHK「歴史秘話ヒストリア」制作班
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そしたら、こんなような解説があった、
「戦国時代は各武士は能力次第で主君をコロコロ変えていた。自分の能力が見いだせない主君は早々に見限り、新しい主君に気軽に鞍替えしていた。
けど、関ヶ原が終わり、徳川の世になると、主君を変えようとしても、前の君主が『そいつは雇うな』と全国に通達を出したため、武士は主君が変えれなくなった。」
※要約
今日、仕事中になんとなくそれを思い出し、
「な~んだ、今の日本って『不況になった』んじゃなくて、『戦国時代に戻った』だけじゃん!」
と思った。
なんだかんだ言って、「日本社会の天下泰平の世」は1600年~2000年あたりまで、400年くらいずっと続いていたんじゃないかな?
明治維新や戦後の混乱期はあったにせよ、その時代でも勉強すればそこそこ報われたんじゃないかな?
今はどれだけ勉強できても実力がないと報われない。
昔でも「大学は出たけれど」的な時代はあったけど、それも一時的なもので、基本的に僕の中学時代の教科書には、
「経済は不況と好況を繰り返す。」
と書かれてあった。
けど、90年代のバブル崩壊と、2000年代からの本格的な経済低迷って、もう『不況』じゃないよね?
25年くらい『不況』が続いているわけだし、今の25歳とかどうなるんだよ、って思うw
おそらく関ヶ原が終わり、徳川の世になって、身分が固定化された、僕の言葉で言うと『SIMロック』された。
でも、その『SIMロック』が幾度かの段階を経て、正式に解除になったのが2000年くらいからなんじゃないかな?
なので、400年もの間『SIMロック』された社会に生きていた日本人はわけがわからなくなって、
『不況になった』!
って思ってるけど、それは単純に、
『戦国時代に戻った』
だけで、その戦国時代の文化風習を忘れちゃってしまってるだけなんじゃないかな?
で、その新しい『戦国時代』の賃金の「中央値」を20世紀と比べたら、
「貧しくなった」
というだけで。
世は再び▼戦国となり、
▼フリーエージェント社会になり、
フリーエージェント社会の到来 新装版---組織に雇われない新しい働き方
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実力次第で、主君をコロコロ変えることが可能になった。
つまり『SIMフリー』化してきたんじゃないかな?
え?
戦国時代も農民は農民だったって??
ま、太閤・秀吉も百姓上がりだったってことで!w
え?
戦後も営業・販売職は戦国時代だったって??
ま、部分的にはそんな状態の業界や部署はあったけど、全体的に戦国時代になってきたのは2000年くらいからってことで!ww
ちなみにその実家にいる時、おかんと「病院」の話になった。
(おかんは去年、ちょっと大きめの手術をしたので)
その時、おかんは、
「昔の病院の先生は皮膚科に行っても『皮膚病!』で終わりやった。皮膚病やから皮膚科に行っとんやないの!!」
と言い、
「今の若い先生はめちゃくちゃ親切やし、そうでないと最近は病院も生き残れなくなってきとる。」
と言っていた。
(前述の昔の病院はすでに潰れていた)
この時代、「病院」の世界でも『SIMフリー』化は進んでいるのかもしれない。
というわけで、転職等に悩んでる方は、とっとと主君を見限って、新しい主君を探しに行ったほうがいいですよ!
この時代、ダメな君主にしがみついてるなんて、人生コスパ悪いです!!w