僕が尾道の『空き家再生プロジェクト』(通称『空きP』)の存在を最初に知ったのは、2014年秋に▼このコミックエッセイを読んだときです!
「うをー!!面白そうな人たちが尾道の空き家地帯に集結してるー!!」
って思いました。
僕は自分で言うのもなんですが、「ミニマリスト」と言えば聞こえはいいですが、20代の頃から旅ばかりしていて、一般的日本人からしてみれば、単なる「るろうに」でしかなかったと思います。
(働きたくないでござる!絶対に働きたくないでござる!!)
俺はミニマリストというより、単なる定住して旅費稼いでるバックパッカーなんだろうな(笑)
もっと簡単に言えばフリーター(笑)
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2016年5月6日
貧乏とはいくらモノがあっても満足しない人のこと。少ないモノで満足出来る人が一番、豊かだ。と思う僕は大学卒業してからずっとフリーターですが、特に不満はありません(笑) / “生活を小さくして - モノよさらば” https://t.co/JepeC4inQF
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2016年5月6日
ほんの少し前、2010年くらいまで、僕みたいな人はアジアに逃げて▼「外こもり」していたように思います。
バンコクで外こもり!---あなたにもできるユル気持ちいい海外逃避生活
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事情が変わり始めたのは、僕はやっぱり▼3.11の震災以降だと感じています。
2010年代、アジアから日本への『引揚者』達の時代背景を考えてみた。 - A1理論はミニマリスト
アジアで「外こもり」していたような人たちが日本に帰ってきたり、日本から出なくなったりしはじめた気がする。
僕は2012年の7月に、大阪・富田林市に▼移住した昔の旅友達の家を訪ねましたが、はじめて『流れが変わってきたんじゃないかな?』と思いました。
大阪の富田林市周辺には、元バックパッカーとか、国際結婚した人達とかが集住していて、おもいおもいに自分の好きな店を作って手作りの工芸等を並べたり、カフェを開いたりして生活していたりした。
「ああ、いいな、こういう『スローライフ』。」
って思った。
2010年くらいまでの日本は一億総玉砕というか、経済発展に邁進して生きていくことがほぼファシズム化していて、そんな生き方が息苦しい人たちは適当にそういう人と話を合わせながら、東京なら中央線沿いに住んで、仕事は定時で切り上げて夜はスローライフ的な店で一杯、で、お金が貯まったらまたアジアに行く、という感じだったと思う。
けど、
町全体が『スローライフ』
という町ができ始めたのはこの頃からのような気がする。
「こういう町がもっと日本中にいっぱいできればいいのに。」
って、僕なんかはすごく強く思った。
で、2014年に上記コミックエッセイを読んだ後、年末に九州に用事があったので、九州から姫路の実家へ帰る時に尾道に寄って、コミックエッセイ後半に出てくる空き家再生ゲストハウス▼『あなごのねどこ』に二泊してみました!
生きるのに疲れたら広島・尾道の『あなごのねどこ』に泊まりに行こう!【0円で空き家をもらって東京脱出!】 - A1理論はミニマリスト
結論は、
「めっちゃいい!!」
でした!
僕はこの九州・広島の旅で、はじめて日本のゲストハウスを利用しましたが、
ゲストハウスと町が調和しているという点では、この尾道と『あなごのねどこ』、そして『空きP』はズバ抜けているんじゃないかな?
と思いました。
▼このPVで上市さん(めっちゃリピーター!w)も言っていますが、「ここよりいいとこ、ちょっとない。」という感じでした。(僕は実際にたまたま2014年12月の上市さんの『カニ鍋』に参加しましたが、本人からも直接その言葉を聞きましたw)
www.youtube.com
(この「ゲストハウスと町の調和」に惹かれた僕は、後に長野県下諏訪『マスヤゲストハウス』に強烈に惹かれていくことになる。)
で、その12月に、常連の宿泊者が言っていたのは、
「『空きP』は年明け(2015年1月)から、山の方の巨大空き家の再生に取り掛かる。過去最大級の空き家再生プロジェクトで、空き家再生合宿も始まる。」
とのことでした。
僕は、
「へー!そうなんだー!すごい!!」
って思いました。
で、2015年6月に▼こちらのブログでも言及されていて、非常に気になっていました!
尾道の大型空き家「みはらし亭」の再生プロジェクトに注目 - 空き家の活用で社会的課題を解決するブログ
で、2015年の12月についにゲストハウスオープンに向けて▼クラウドファンディング開始!!
坂の町・尾道の築100年の絶景空き家をゲストハウス「みはらし亭」に再生します! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
僕も少額でしたが、すぐに▼支援しました!!
『みはらし亭』がゲストハウスに再生なるか!?尾道『空きP』がクラウドファンディングで200万の再生資金を募集中!! - A1理論はミニマリスト
結果は、▼当初の目標の200万を大幅に超え、、、
目標額達成のお礼とストレッチゴールの設定 - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
▼最終的に『ストレッチゴール』である300万も達成!!
目標達成!! 感謝感謝感謝です〜〜〜〜〜 - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
2月に離れの▼書斎風サロンも無事オープンしたようです!ステキ過ぎる!!
離れの書斎風サロン、無事にオープンしました! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
この2016年4月に『みはらし亭』ゲストハウスは▼プレオープン!
今後のオープン予定 - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
で、このゴールデンウィークに▼公式HPも出来上がってました!!
みはらし亭の公式HPが出来上がりました! - CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
▼公式HPのTOP写真はいくつかのバージョンがあるっぽいです!
立派に建っている『みはらし亭』のTOP写真にホロリ。
で、少額ではありますが、一応、パトロンの僕の元にも先日、『リターン』が送られてきました!!
今まで僕が支援したクラウドファンディングはリターンが「モノ」ではなかったのですが、今回、初めて「モノ」が送られてきたので、嬉しかったです!(ミニマリストなのに!w)
中身は▼こんな感じでした!
【お手紙としおり、ワンドリンク券】
【みはらし亭 オリジナル手ぬぐい】
お手紙は▼こちら!この小さな紙が一番、感動しましたよ!!
やっぱり、▼クラウドファンディングっていいなー、って改めて思いました!
『モノ』より、『思い出』より、頑張って生きている人を『応援』するためにお金を使いたい。 - A1理論はミニマリスト
▼左から、ワンドリンク券、しおり、オリジナル手ぬぐい!
しおりは『あなごのねどこ』と違って▼すごく渋くていい感じ!『元旅館』という雰囲気がよく出てていいと思います!!
ちなみに▼これは『あなごのねどこ』のしおり。
こちらは『みはらし亭』とは違って、ポップな感じで、若い女の子とかには人気ありそう!僕の妹に見せたら「すごく可愛い!」って言ってましたw
▼再び『みはらし亭』のしおり。この古風なのがいい!!
▼『みはらし亭』の内部構造。
1階部分はレセプションとカフェ&バー
2階部分は男女混合ドミトリーと個室になっているようです!
個人的には、カフェ&バーにものすごく行きたい!w
『あなごのねどこ』の▼「あくびカフェー」がものすごく良かっただけに、期待!
▼こちらはオリジナル手ぬぐい!
一番下の大きな、
『再生記念』
の文字にホロリ。
日本全国に空き家が急増していく中で、みんなの力で再生してもらったなんて、よかったね『みはらし亭』。
あー、こんな記事書いていると、めっちゃ泊まりたくなってきた!!ww