『旅行』
というと、キャスター付きのスーツケース等をゴロゴロ転がす人、もしくは欧米人旅行者のような登山用バックパックを「よっこいしょ!」っと担ぐ人が多い気がします。
もしリュックサックなら、普通は、
「荷物小さいね!」
と言われると思います。
「旅行には普段生活している道具を全部詰めていく」
というのが日本人も欧米人も『普通』とされています。
が、ミニマリストの僕の発想は全く逆で、
「旅行の荷物は普段より軽く!限りなく『手ぶら』に近く!」
ですw
理由は、まず、ただでさえ『アウェイ』の土地で、さらに『荷物』というハンデを背負いたくないからですw
次に、旅行は車の旅行以外はかなり歩きます。車どころか免許もない僕の旅行は『徒歩』がメインになるので、『荷物』は極力、減らしたい。
さらに、旅行はスケジュールを立てていても意外と電車の時間ギリギリとかになることが多いので、『荷物』が多いと走りにくいです。地方は電車ひとつ逃すと致命傷になる場合があります。
そして、旅行は通常は「行き」より「帰り」のほうがお土産等で荷物がさらに重くなることが多いからです。
「駅のコインロッカーに荷物預ければいいじゃん!」
という人がいますが、僕的にはこれは4つの理由でナンセンス!
1つめの理由はお金がかかること。
旅費全体の中で300円とか400円ならたいしたことない額ですが、普段の生活なら自炊2回分くらいの金額ですし、西友の夜中の半額弁当2つ買えますよ!
2つめの理由は旅のルートが複雑になること。
例えば、京都駅のロッカーに荷物を置いておくと、観光した後、ホテルに行く前に一旦、京都駅に行かないといけません。道が暗いと迷うかもしれませんし、朝に晴れていても、夜に雨が降ってないとも限りません。
京都到着後、すぐにホテルやゲストハウスに荷物を置きに行ってもいいのですが、それはそれで日中の観光タイムのロスになります。
旅は目的地からホテルへ『直行直帰』が一番です!
3つめの理由は、
「ああ、ここの帰りに京都駅のロッカーに荷物を取りに行かないと。。。」
というタスクが旅行中もずっと脳内に常駐し続けることの観光における機会損失が意外と大きいということです。
観光中は観光に集中できるよう、脳内タスクは常に「オールクリア」にしておくことが理想だと僕は思います。
4つめの理由は、急遽、旅行の途中に温泉や銭湯に入ることになった場合に、荷物をコインロッカーに預けていると、その中にタオルや下着類が入っていることが多いことです。
ということで、僕の旅行中の荷物はデイパックのみ!
しかも中身は半分くらいしか入ってない、スッカスカのデイパックです!
いつでも直行直帰で、かつ、いつでも風呂に入れます!
(ちなみに僕はずっと「デイバッグ」と思っていたのですが▼「デイパック」が英語の「day pack」に一番近い発音のようです。)
アウトドア用の背負いかばんですが、「デイバッグ」「デイバック」「... - Yahoo!知恵袋
理想は、
「普段、街歩きや仕事に行く荷物より軽く!」
です!
「旅行」は街歩きや仕事よりも「歩き」の時間が長く、かつ見知らぬ「アウェイ」の土地だからです。
今回、年末年始に僕は関西へ旅行&帰省しましたが、僕の荷物はたぶん京都の大学生より軽かったと思います。
今回の荷物は、
◆モバイルバッテリー
◆本「京都ゲストハウス案内」
◆3日分の下着
◆タオル
◆インナーの代え
◆電気毛布
◆歯ブラシ
でした。
この中で一番重いのはモバイルバッテリーで、それ以外は超軽いので、普通に日中、デイパックを背負って観光できました!
今回の僕の旅にとってはこの荷物がミニマムでしたが、場合によってはさらに荷物を削れると思いますので、上記の荷物を削れる場合を以下に書きます!
◆モバイルバッテリー
僕が毎回、旅行に持って行っているのは▼これ!少し重いけどオススメ!
旅人やブロガーはモバイルバッテリーをネットで買ったほうがコスパがいいと思いました! - A1理論はミニマリスト
でも、旅行中にスマホでブログを書かないのであれば、モバイルバッテリーはいらない、もしくは軽量のものでもいいと思います。
旅行、特に観光旅行にパソコンを持っていくのはナンセンス!(常にパソコンを心配し続ける旅行になる!)
どうしてもパソコンが必要な場合は、ホテルやゲストハウスの共用パソコンを使うか、ネットカフェに飛び込みましょう!
大事なデータはEvernoteやDropbox等に入れておいて、スマホからでもアプリで見れるようにしておきましょう!
◆本「京都ゲストハウス案内」
本は基本的に0~1冊が理想です。
本は重いので荷物コスパが超悪いです!
特に「ガイドブック」は要らない情報や広告も多いですし、持っていかなくても宿やゲストハウスに転がっていたりします。
出来れば旅行に出る前にネットで情報を集め、自分が行きたい場所に関するサイトを「はてブ」しておくか、Evernoteに入れておきましょう。
ガイドブック以外の本もできればkindle版を買うか、自炊してクラウド上に置いておけばベストです!
▼司馬遼太郎の『街道をゆく』シリーズも昨年、すべてkindle化されました!
僕が今回、唯一持って行った▼「京都ゲストハウス案内」という本は、
『京都ゲストハウス案内』を読んだら毎週京都に通いたくなる!そんな可愛らしいステキな本です! - A1理論はミニマリスト
kindle版がなかったのと、本自体が小さいのと、いっしょに旅する人と読めるのとで持っていきました。
が、基本は0冊です!
◆3日分の下着
今回はパンツ・シャツ・靴下×3です。
これはやっぱり必要ですが、家にあるボロい下着を持って行って、旅先で捨てて、新しい下着を旅先の100円ショップで購入するのもありです。
僕は1年前の九州旅行は下着は持っていかず、すべて旅先で買いました!
◆タオル
これはシャワーの後に体をふくためのバスタオルとして必要ですね。
ちなみに濡れていてもデイパックのサイドのネット部分に入れておけば街を回遊している間に自然乾燥します!
◆インナーの代え
▼これ。
長袖Tシャツ2枚を断捨離しました。冬の防寒は長袖インナーだけで十分事足りました。 - A1理論はミニマリスト
でもこの代えはなくても良かったかも。着ているインナーを着まわしても良かった。
冬以外なら不要です!
◆電気毛布
これは冬のゲストハウス宿泊にはオススメ!
ゲストハウスの布団がもし冷たかった場合は重宝します!
実際には冷たい場合はほとんどないのですが、
「いざとなったら電気毛布がある!」
という安心感はかなりデカいです!
普段、家で使っているのを持っていけばOK!
僕が普段使っている&旅行に持って行ったのは▼これです!
広電(KODEN) 電気毛布(敷毛布) 抗菌防臭加工 シングルM(140×80cm) CWS-552P
- 出版社/メーカー: コウデン
- メディア: ホーム&キッチン
- 購入: 8人 クリック: 15回
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ぜんぜん重くないですし、もし、風邪っぽくなった時はバツグンの威力です!
また、電気がなくても普通の毛布としても使えます。
僕は今回、行きの夜行バスが寒かったので、電気毛布を出して寝ましたw
◆歯ブラシ
これはやっぱりいるかな。
ちなみに僕は普段から「湯シャン」「タモリ式入浴法」「歯磨き粉なし磨き」なので、シャンプー・リンス・石鹸・歯磨き粉は持っていく必要ないです。
洗面用具は歯ブラシのみ!
普段の生活が「湯シャン」「タモリ式入浴法」「歯磨き粉なし磨き」なら旅行の時におもいっきりその恩恵をこうむれますよ!
シャンプーとか石鹸とか、重過ぎます!!
という感じで、普段の街歩きの感覚で旅行を楽しめました!
ちなみに旅先で待ち合わせたミニマリスト・ブログ仲間の「にゃんす」は女子なのに僕よりデイパックが小さく、他の旅行者に驚かれていましたw
他の旅行者はたぶん、メインのスーツケースとかがあって、そのデイパックはサブバックだと思っていたと思いますw
さらに二人でカバン屋で、
「もっとミニマムなデイパックはないか?」
と物色しましたw(アフォやなw)
『旅行』だからこそ、荷物はミニマムに!
理想は「手ぶら」で旅行です!!