職業観がステキですね!豊田佐吉さん!!
さすが、東京に働きに出てきてすぐに脚気症にかかり、失意どころか旗揚げもせずに田舎に帰り、唯一人、労(いた)わってくれる者もなく、
『労るどころか、謗(そし)る者ばかり』
だっただけのことはある!!w
けど、その状態から『世界のトヨタ』を作ったのは、もう「立派」の一言ですねぇ。
まさにタイトルの言葉、
職は人が作ってくれるものではなく、自分で見つけるべきものだ。
を実践されたのでしょう。
しかし、この言葉、
人生において、めちゃくちゃ大事
だと思いました。
結局、人間は「仕事」を、
『肩書き』だと考えてるか、
『職』だと考えてるか、
で、生き方が全然違ってくるように思えます。
単なる『肩書き』なら、
試行錯誤する必要もないし、
トライアンドエラーを繰り返す必要もないし、
PDCAサイクルを回す必要もない。
ただ、『職』なら別だ。
常に品種改良、
常に技術革新、
常に日進月歩していかなければならない。
その過程で、
『オリジナリティ』
が生まれるんじゃないかな?
なぜなら、人間は一人一人、個性があり、才能があり、資質があるから。
そして、生まれ育った環境や、受けてきた教育、経てきた経験が違うから。
その『オリジナリティ』が発揮された時、仕事は『肩書き』ではなく『職』になるんじゃないかな?
マニュアルから『自分のモノ』にする感覚で。
これは『旅』と似ていて、
2つとして同じ『旅』がないように、
2つとして同じ『職』はない
のだろう。
なぜならそれは、
『オリジナリティ』の産物
だから。
松本人志はパクりメディアに対して、
「『オリジナリティ』のあるモノを作らないと、そもそも、『生きている意味』がない。」
と、ラジオ『放送室』で言っていた。
これは豊田佐吉から言わせると、
「自分で作った『職』じゃないと、働く意味がない!」
になるのかもしれない。
たぶん、仕事においては、
『肩書き』はあくまで「大カテゴリ」
なんだろうな。
『ミニマリスト』とか『ゲストハウス』のような「大きな主語の言葉」なんだろうな。
その「大カテゴリ」の中で、自分の『オリジナリティ』を発揮してこそ、仕事が、そして人生自体も輝くのだろう。
で、この時代、全ての職業人が芸人やブロガーみたいに『職人』化していくんじゃないかな?
なぜなら、汎用的な仕事をするなら、ロボットやコンピュータ、外国人労働者で十分事足るからだ。
自分が自分らしくあるために、『オリジナリティ』を発揮して生きることこそが、差別化にもつながり、また、実り多き人生を送れることにもつながるんじゃないかな?
つまり、この時代、『肩書き』自体はどんどん、
再現性の高いスキーム
として汎用化していき、自分らしい、
『オリジナリティ』こそが『職』
になっていくんじゃないかな?
なので、これからは、
全ての職業人は『ブロガー』化、『ゲストハウス』化
していくと、僕は思います!!
あ、こんな働きたがらない人間の職業論が、『バズってどうする!?』