なんとも『働き者』ですね!ガンジーさん!
さすが、小学校時代は素行が悪く、悪友にそそのかされて、ヒンドゥー教の戒律で禁じられている肉食を繰り返していただけでなく、タバコにも手を出し、タバコ代を工面する為に召し使いの金を盗み取ったこともあっただけのことはある!!
その反動か、大人になってからはめちゃくちゃ『働き者』になるんですが、インド人がガンジーに親しみを込めて言う、
「バープー」
は、
なんだか言葉の響きがプータローみたいだ(笑)
このガンジーさん、めっちゃ働き者、かつミニマリストなんですよねぇ。
子供の頃は肉食ってたけど、大人になってからはかなりの禁欲主義!
上記wikiにもあるけど、個人資産も不動産(つまり家)も全くなし!
持ってたモノは、
ヒンドゥー教の聖典、衣、ぞうり、入れ歯、杖、糸車、三猿の像(日本人からもらった)、懐中時計、携帯用便器、ヤギ、鉛筆、練習用紙のみ。
これ、僕のミニマリスト6分類で言うと、
『家さえも断捨離系ミニマリスト』
です!!(笑)
で、その所有物の中にもある「糸車」を持ってた理由は、
『働かない日に食べるパンは、盗んだパンである』
の信条からだそうです!
子どもの頃、召使いの金を盗んでたけど!(笑)
▼「糸車」を回すガンジーさん。
しかし、まぁこのガンジーの思想が戦後のインド人に響いたのは当然でしょう。
長く続いたイギリスの植民地政策から解放され、
働けば働くほど豊かになる時代
がついに来たんだから。
(ちなみにイギリスの植民地への考え方は搾取、搾取、搾取、ですから)
働けば働くほど豊かになる時代が来たんだから、
ガンジーはお札に印刷され、
インドの国旗も糸車になった。
(のちにアショーカ王のチャクラに変更)
最初の旗は白・緑・赤のストライプに、スワラージや英貨排斥・スワデーシー(国産品愛用)の中心であった「糸車運動」に使われた、大量生産方式によって綿織物をインドにダンピングしたイギリスの機械文明に対抗する、伝統的な糸車を配したものであった。1931年に国民会議は新たなスワラージ旗を策定した。それは現在のインド国旗と同じサフラン・白・緑のストライプに、青の糸車を配したものであった。
これからは、糸車を回せば回すほど、お金が稼げて、どんどん豊かになって行くんだから、糸車を回さない理由はない!
みんなが糸車を回してるのに、1人、糸車を回さない人間がいたら、それはもう非国民であり、そいつが同じ報酬をもらうのはおかしい。
それはもう、最も過ぎる論理だ。
日本の戦後もインドと同じような状況で、焼け野原の何もない状態だけど、やっとのことで、戦争も空襲もなくなった。
そこで手足を動かさない人間は非国民だ!
しかし、それは20世紀という、
「プロダクトの『生産性』」が未熟だった時代
においての『真実』なんじゃないかな?
なんでもいいから作れば作るほど売れた時代では、なんでもいいから手を動かしていれば自動的にモノは売れて、経済発展した。
けど、今のような、作れば作るほど余る時代、下手に売れないモノを作ってしまうくらいなら、作らないほうがよっぽどいい。
僕の言葉で言うと、21世紀は、
「プロダクトの『生産性』」がカンストした時代
だ!!
なのに、特に日本企業は20世紀のプロトコルのまま今でも突き進んでるので、
絶対売れないようなモノでも、残業、残業、休出、休出、で作り上げてしまう。
で、当然、売れないから、残業代・休出代も出ないし、ボーナスもカットだ。
しかも、
企業内の規定で『副業』は禁止!
副業は法律的にはなんの問題もない。日本企業が勝手にNGにしてるだけ。本当、訳のわからん国だ。国民は何人にも拘束されないのが憲法の理念じゃないのか?(笑) / “【法律上はOK】なぜ日本では副業が禁止している企業が多いのか” https://t.co/90mKHyXczl
— A1理論はミニマリスト (@A1riron) 2017年2月9日
これはガンジーの言葉が完全に逆転してしまっている状態で、
『報酬なき労働は(企業の)罪である。』
と言わざるを得ない。
僕は派遣社員ですが、
ぶっちゃけ、副業のほうが正当対価で、労働の対価が安過ぎます。
「労働なき報酬は罪」、これは当たり前だ。
しかし、
報酬なき労働、もしくは報酬が低過ぎる労働のほうが、よっぽど罪だと、僕は思います!
イギリス植民地時代のインド人と同じで、隆起すべきレベルで!!
『セコイ』の乱!!(笑)
あ、こんな『働きたくないでござる!』的な、いつもの僕の「労働断捨離」系記事が『バズってどうする!?』