さすが第16代ローマ皇帝のマルクス・アウレリウスさん、「人生」を理解してますねー!
哲学者風の衣服で生活していて、母親からたしなめられるまでベッドではなく地面で寝てただけのことはある!w
マルクス・アウレリウス・アントニヌス - Wikipedia
テルマエ・ロマエにも出てたらしいです。(僕は1巻前半で挫折。。。)
アウレリウスはマルコマンニ戦争の後半から、自らへの戒めを兼ねて思索を綴って著作「自省録」を完成させた。
本来は他者に公開するために書いた訳ではなかった為、原文には「自分自身へ」と簡潔な表題が書かれていた。
彼は少年期に傾倒したストア派の禁欲主義を生涯にわたって守り続け、これを美徳として価値観の中心に置いていた。
この人、今で言うミニマリスト・ブロガーじゃね?
ちょっと気になったので学生時代に勉強した『ストア派』もちょっと復習してみた。
破壊的な衝動は判断の誤りから生まれるが、知者すなわち「道徳的・知的に完全」な人はこの種の衝動に苛まされることはない、と説いた。
ストア派は自らの哲学を生活の方法として表し、個々人の哲学を最もよく示すものは発言内容よりも行動内容であると考えた。
ヤバい!ストア派、めちゃくちゃ気になってきた!!ww
(今日では)「ストイック」という言葉は「非感情的」あるいは苦痛に無関心だという意味を(誤解されて)持つようになった、というのはストア倫理学では「理性」に従うことによって「情動」から解放されることを説いたからである。
ストア派は感情を消し去ることを追求したのではなった。
なるほどー!
「ストイック」っていう言葉の意味は現代では元の意味と変わってきて「非感情的」な意味でとらえられるけど、元々のストア派は「理性」に従うことで「情動」から解放されることを説いていたんだな。
これはそのまんま今回のタイトルの名言、
我々の人生は『思考』によって作られる。
に表れているのかもしれない。
『人生』は『理性』に従うことでよりよく遂行することができる。
その『理性』は『思考』により形成される。
なのでその『思考』の邪魔になる『情動』は排除するべき。
その『情動』を描きたてるモノやコトはなるべく排除するべき。
と言いたかっただけなんじゃないかな??
けど、その行動様式が、周りから見たら『変人』過ぎて、
ストア派=変人!=禁欲主義!!=ストイック!!!=気持ち悪い!!!!
ってことになっちゃったんじゃないかな??
僕的にはやはり彼らは脳内物質のドーパミンではなく、▼セロトニン分泌を目指したんじゃないかと思う。
『ドーパミン』を追い求める20世紀の悪習は断捨離!『セロトニン』のことだけ考えればポジティブに生きれて人生コスパ最強!!【脳内セロトニン・トレーニング】 - A1理論はミニマリスト
ドーパミンは『思考』を狂わせる。
セロトニンは『思考』を促進させる。
彼らは自律神経の作用を一番理解していたのかもしれない。
自律神経が不調になると『思考』が不安定になるので。
マルクス・アウレリウスにとって、『人生』は『思考』により形成されるのだから、
『思考』の安定こそが生きる上での最重要課題
だったんじゃないかな、と思う。
あぁ、またミニマリスト論になってしまった!
バ、バズってどうする!?