俺はとれいCのこういう『生き方系』記事の初期からのファンでもあるので、出来れば自分のブログで書いて欲しかったけど、まぁ彼女を『炎上娘』としか知らない人や、全く知らない人にもリーチ出来るこういう「寄稿」という制度はいいのかもしれない。
さて、本題。
下諏訪を彼女と3日間いっしょに旅してたので、彼女の言いたいことがよりわかる。
20代の頃の僕は、自他共に認める『旅キチ◉イ』だったw
「なんで新卒で働かなかったのか?」
とか時々聞かれるけど、
「『旅の魅力』に勝てなかった。」
というのがもう本音w
「せめて新卒で3年くらい働いてから旅に出たほうがお金も貯まってたし、よかったのでは?」
と、言われることもあるけど、もうね、そんな3年も待てないくらい、旅したくて、旅したくて、仕方がなかったし、大学4年は時間あったからバイトしまくってお金もそこそこあった。寮費月3000円の寮生だったから家賃も安かったしね。
卒業半年後に奨学金の返済も始まってしまうし、もし会社に染まってしまって旅に行きたくなくなってしまったら大変だ!w
まぁ、理由はいろいろあるけど、要は『旅の魅力』に勝てなかっただけだ。
とれいCと同じ体験(?)が僕にもあって、ドラクエ4のとある港町に海をずっと見てるおじいさんがいて、話しかけると、
「わしも君たちのように若い頃、旅をしておけば良かった。」
って言うんですよね。
このおじいさんはストーリーになんの関係もないいちモブキャラなのですが、子供心に、
「あー、年取ってからこんなセリフは言いたくないな。」
と思った。
で、大学生になって、海外旅行したら、
「こんな面白いこと他にないじゃん!」
って思った。
(ちなみに、この考え方は今もあまり変わってない。38歳になっても旅より面白いことは見つかってないw)
日本人はすぐ、
「旅は老後でもできる!若い時は旅なんて行くな!」
って言うけど、これは僕は完全におかしいと思ってる。
僕の両親は今年で両方、前期高齢者になったけど、二人とも病気の話しかしてないし、旅なんて、ましてや海外旅行なんて行けるわけない、という感じだw
だいたい、老後までに死んでしまったら旅できないし、寝たきりとか、誰かの介護とかになっちゃっても旅できない。
日本が経済大国であり続けるとも限らないし、第三次世界大戦が起こらないとも限らない。
実際、あのときはシリアにも行けたけど、今なら絶対に入国できないからね。
また、イランのバム遺跡は地震で壊滅してしまった。
旅が出来る時に、極力早めにしておくのが、僕に言わせれば最適解なのだ。
なぜなら、『旅』こそが人生の最優先事項だからだ。
他のことはまぁ、割とどうでもいいw
僕は学生時代から、
「日本の会社は業界問わず、上から下まですべてブラック企業」
という考え方で、ブラック企業で働くくらいなら、旅するほうがはるかに人生コスパがいいのだ。
「旅した後に仕事がなかったらどうするんだ!?」
という人がいる。
これについて蔵前仁一氏はこう言っている、
「マクドナルドでバイトすればいいじゃないですか?ずっと募集してるじゃないですか?」
と。
僕も基本的にはこれと同じ考え方だ。
実際はマクドナルド以外にも東京にはいろーーーーんな仕事があることは学生時代に知っていた。
万が一、ありえないことだけど、万が一、仕事がなにもなかったら、
死ねばいいんだ。
旅が出来ずにだらだら生きるより、旅してスカッとして死んだほうがまだいい。
これも実際は日本では餓死する確率が極めて低いので、ほぼありえない。
ま、なんやかんや書いてしまいましたが、要はお酒が好きな人に、
「なんでお酒を飲むのか?」
とか、パチンコが好きな人に、
「なんでパチンコをするのか?」
と聞くくらい、
「なんで旅をするのか?」
という質問は意味がない。