日本人は「正社員」大好き民族ですね。
「正社員」「派遣社員」「契約社員」なんていうのは日本独特の身分制度です。
普通の国は「フルタイム」か「パートタイム」かだけで、「正」も「誤」もない。
僕は一貫して、
この「身分制度」は『意味がない』
と考える派です。
だって、そうでしょう?
業務内容も同じ、能力も同じ、そして同じ人間で、なんで「正」と「誤」があるのか。
これ、江戸時代の『門閥制度』と同じじゃないですか?
土佐藩の『上士』『郷士』みたいなもので、全く持って『意味がない』制度だと僕は思います。
単にバブル経済という▼『三度目の関ヶ原』に勝った人間のご子息が「正」であり、それに負けた家の人間が「誤」にスライドされてるだけで、
日本のIT革命は単なる『4度目の関ヶ原』だったんじゃないだろうか?~プログラミングより英語よりまずは『軍師官兵衛』を見せるべき~ - A1理論はミニマリスト
本人のスペックは全く考慮されてない。
こんなの絶対におかしい。
同一労働で「正」と「誤」をつけるな。
あるのはただただ「フルタイム」か「パートタイム」だけなはずだ。
『同一労働同一賃金』こそが、絶対的に『正しい労働の在り方』であるべきだ。
※個人の感想です。
けどまぁ、そんなこと言っても現実は変えられないので、みんな薄々「おかしい」と思いつつも「正社員」になりたがる。
けど、僕の意見を言うと、
「正社員」か「派遣社員」か「契約社員」かなんて、単なる雇用形態にしか過ぎない、というか単なる身分制度にしか過ぎない。
大事なのは、
「なにをしてきたか?」
そして、
「なにを目指しているのか?」
なんじゃないかな?
この時代、本当にやりたい仕事が「正社員」であるかどうかは「運」でしかない、と思う。
どうしてもやりたい仕事が「派遣社員」しか募集がない場合、それでもその仕事を選んでしまうのが、『本当にやりたいこと』なんじゃないかな?
もし、「正社員の仕事」だけで仕事を選んだ場合、10年、20年スパンで履歴書を見た時、わけのわからないキャリアになってしまうんじゃないかな?
だって「正社員」って、単なる雇用形態なだけであって、職種でも業種でもないんだから。
『本当にやりたいこと』メインで雇用形態関わらずに仕事を選んだ場合、それが「正社員」だろうが、「派遣社員」であろうが、10年、20年スパンで見た時、その履歴書から『一貫したストーリー』が見えてくるんじゃないかな?
その途中過程が「正社員」であろうが、「派遣社員」であろうが、もっと言えば「アルバイト契約」であろうが、そこに『一貫したストーリー』が流れている履歴書こそが一番「美しい履歴書」なんじゃないかな?
見る人によっては、
「ああ、2007年くらいだったらこうなるよね。」
「ここでアルバイト契約になってもこの仕事を続けたのは偉い!」
となるんじゃないかな?
そして、自分的にも『一貫したストーリー』があれば、次にやりたい仕事、次に働きたい会社が見えてくるんじゃないかな。
そこに『必然性』があるのだから。
「正社員」「派遣社員」なんていうのは単なる身分制に過ぎないし、個人的には10年後、20年後にはなくなっている制度だと思っている。
今がまだ20世紀に入って間もないから、人類が混乱しているだけだと僕は思っている。
そんな過渡期の身分制度に惑わされて履歴書を汚すよりは、誰になんと言われようと、自分で決めた道を突き進む人生のほうが「美しい」し、その人生を「美しい」と共感してくれる自分と親和性の高い少数の人たちと生きていく人生こそが「本当に楽しい人生」なんじゃないかな、と思います。
※個人の意見です