初めて下諏訪に来た時、たまたまマスヤゲストハウスに宿泊していた下諏訪リピーターのアキラ氏(はてなブロガー)が、下諏訪の町を案内してくれた。
で、僕が驚いたのは、アキラ氏は、
ガンガン、いろんな下諏訪のお店に入って行くのだ!
ドアが閉まっている店さえも!!
普通に、
「え!?」
と思った。
僕もその半年前に九州・中国地方を少し長く旅したけど、ゲストハウスで会った人と話することはあっても、普通のお店にガンガン突撃していくことはなかった。
あとから、アキラ氏の友達に行くと、
「彼はミャンマーでも、地元の料理屋にガンガン入って行ってましたw」
と言っていたので、まぁ、そういう人なんだろうなw
ひとつの芸風ww
でも、
下諏訪の町はそういう人をマキシマムに受け入れてくれる町だと思った。
特に、下諏訪駅前から、そのまままっすぐ北に歩いた『大社通り』より北の、マスヤゲストハウスを中心とした「三角八丁」というエリアの人なつっこさは異常なんじゃないかな?w
まるで、
「かまって欲しい犬」
みたいな感じw
ここのエリアは人もあんまり歩いてないんだけど、本当、いきなりお店に入って普通に話しかけちゃってぜんぜんいい感じだ。
で、普通に道を歩いている人にも話しかけると、いろんなことを教えてくれるw
(ていうか、向こうから話しかけてくるwww)
なんか、すごくドラクエチックだw
ゲストハウス紹介サイト『FootPrints』のだりさんは、ゲストハウスの旅を、よく、
「ドラクエみたいな旅」
と、いろんなところで書いてるけど、、、 (▼祝!発売!!)
ゲストハウスガイド100 - Japan Hostel & Guesthouse Guide -
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下諏訪の「三角八丁」エリアは、なんだか、町全体が、ドラクエの町というか、「マスヤゲストハウスの延長」という感じで、すごく楽しい。
まるで、
『町全体がゲストハウス』
のような感じだ。
ゲスハの極み、アッ―!!
僕的には下諏訪はドラクエというより▼「さんまの名探偵」に近いかなw
人に話しかけると、
「次は、●●に行くといいわよ!」
みたいな感じで、どんどんマップ上に次の目的地が出来ていく感じw
で、最後はタイムオーバーになって、もう東京に帰らないといけない!みたいなww
で、一度、そんな下諏訪の魅力に取りつかれてからは、僕はもう、下諏訪の町にどっぷりとハマってしまって、ヒマを見つけては下諏訪に通ったり、▼ミニマリスト仲間を連れて行ったりしているw
ミニマリスト・佐々木典士さんを下諏訪に連れて行ったらいろいろ面白かったので、ダイジェスト版! - A1理論はミニマリスト
そして、▼佐々木さんはこんな記事も書いてくれました!
閉じられた空間にアクセスするには、こちらがオープンである必要がある。気負わず、閉じたドアをノックする。驚いたことにドアが開かれると、多くの人が嫌な顔をせずに歓迎してくれた。
ぼく一人ならば「閉まっている」という当たり前の理由で、足早に立ち去ったと思う。この街の楽しみ方を知り尽くしているA1さんがいたおかげだ。こちらがオープンでいれば、街に潜んでいた新たなレイヤーが立ち上がってくる。
ぼくがこの街でいちばんおもしろかったのは、単純にお話を聞くことだった。店では作家さんの思いや、移住してきた理由などを聞く。伏見屋邸では、地域のボランティアのおじいちゃんとおばあちゃんとこたつを囲みながら土地の話を聞かせてくれる。野沢菜の味噌漬けやお茶うけを頂きながら、たっぷり2時間は話を聞いただろうか。
そうなんですよ!!この感覚!!
これこそが宿場町・下諏訪の最大の魅力だと僕は考えています!!
「ああ、町の人に話しかけちゃっていいんだ!!」
みたいな。
これはある意味、
「ゲストハウス」という宿泊施設を始めて知った人にも共通する感覚なんじゃないかな?
と思う。
全く知らない人に積極的に話しかける感覚。
ま、普通の都市生活してたら、そんな感覚ないよね。
でも、「ゲストハウス」というものを知ってしまっただりさんやにゃんすは、普段の仕事にもその感覚の好影響が出てきたという。
島田紳助も▼この動画で、
島田紳助 「神竜の研究」(フルバージョン) - YouTube
「大事なのは『知らない人』に話しかけること!」
みたいなことを言っている。
たぶん、そうなんだろうな。
「世の中の人」に、自分から話しかけないから、逆に話しかけられた時に嬉しくなって、ダマされたりする。
普段、「世の中の人」に話しかけてるほうが「変な人」 に対する鼻も効くのかもしれない。
ガンガン、話しかけちゃって、いいんだ。
もっと言えば、ナンパしちゃっていいんだw
ブログ仲間のミキコさんも、▼下諏訪から地元に帰って、積極的に八百屋さんとかに話しかけていますw
お金を投票券だと思って、応援する人や土地を決めて使う - 仲良し夫婦の家計簿
これは、自分の為なのですが、子供がいなくてアパート暮らしだと、ほぼ近所付き合いがない訳ですよ。今までは、それでも良いかな~と思ってたのですが、4月にブログ仲間の人達と長野県の下諏訪へ行った時に、地域の人々の繋がりをすごく感じたんですよね。
それが、とっても良かったので、私も地域の人達と少しづつですが、繋がりを持ちたいと思いました。
この感覚って、現代社会にめっちゃ大事な気がします。
こういう感覚がないから、ちょっとしたことで死にたくなってしまったり。。。
それを町をブラブラしている間に学ばせてくれる下諏訪に、僕はたぶん、これからも通い続けることになりそうです。