今日の朝、ブログ初心者向けの7つの運営術を書いた。
おかげさまでスマートニュースのはてなチャンネルのトップにも取り上げて頂いて、今時点でもまだバズっています。
でも、さっきふと思った。
今朝の記事は20記事以上、一日50PV以上、読者登録20人以上の、
「初心者だけどブログを書く習慣がついている人」
向けに書いた。
けど、多くの人はそこに行くまでに諦めたり、ネタがなくなったり、ネガコメに傷ついて更新をストップしてしまう。
「そういう人に向けてなにかアドバイスできないかな~」
とさっきいろいろ考えた。
今時点での僕の考えは、
『なにがあっても絶対に読んでくれる人』
を1人見つけること、見つけようとすることかな、と思う。
そもそも、人はなぜブログを書くのか?
人の数だけ理由はあるとは思うけど、おそらく大きな理由は『承認欲求』を満たすためなんじゃないかと思う。
マズローの欲求5段階説で言うとピラミッドの上3段の欲求。
この時代、途上国でさえ餓死することは稀だ。
そうなるとマズローの欲求5段階説の下2段の「生理的欲求」や「安全欲求」は既に満たされている人が多いと思う。
なので人は上三段の『社会的欲求』『尊厳欲求』『自己実現欲求』を満たすためにブログを始めるんじゃないかな?
単にお金を稼ぎたいなら普通に働くだろう。
文章を仕事にしたいならライターや編集者になるだろう。
ネットで仕事をしたいならテレワーカーやアフィリエイターになるだろう。
で、単に日記(行動ログ)を書きたいだけなら紙の日記に書くだろう。(表三郎のように)
ブログを書くというのは純粋に上三段階の『承認欲求』を満たしたいから書くんだと僕は思う。
そしてその『承認欲求』が満たされない時、人はブログの更新を辞めるんじゃないかな、と思う。
なので、
『なにがあっても絶対に読んでくれる人』
をリアル世界、もしくはネットのどこかで1人でも見つけられれば、あとは子供が必死に母親に「今日あったこと」を話すように書けばいいんじゃないかと思う。
ま、その人を探すのが一番難しいっちゃ、難しいんだけども。。。
リアル世界で毎日会ってる人には言葉で伝えればいいし、ネット上で見つけるには多少時間がかかる。
ここでこのブログが5か月半続いている僕の例を上げたい。
僕の初代ブログ(A1理論)は読んでくれる人が現れずに2~3ヶ月で更新が終了した。2013年冬のこと。
2013年夏にはてなブログPROを2年契約で始めたので昨年2014年に半分遊びで資格関連記事を書いた。
で、その資格関連記事に常時そこそこのアクセスが定期的にあることが後にわかった。(更新しなくても一日約10~20PV)
そこでブログを再度本格的に書き始めたのが今年2015年2月。
この頃は完全に資格ブログで、対象読者は、
「10年ほど営業をしてきて営業技術はついたけど、技術知識・資格がなくて次のステージにステップアップできない30代営業マン」
この時に僕が誰に向けて書いていたかと言うと、
「昔の仕事仲間」
のような人達。
でも昔のその仕事仲間にブログ教えても読んでくれなかったし、今の資格勉強友達は元大学の寮友達なんだけどそいつは昔から僕の書いた文章(メルマガ・mixi日記等)は絶対に読んでくれないヤツだった。
つまりリアル友達は誰も読んでくれなかったw
そして資格ネタも尽きてきた時、「ミニマリストは世界を救う!」の本多メグさんを知った。
いや、少し前からブログ運営記事を書いているはてなブロガーとしては知っていたんだけど、それ以外の記事にすごく興味を持った。特に人生観・人生論。
「なんかこの人とは気が合いそうだな。」
と思った。
なのでちょっと本多メグさん向けに、あくまで「IT関連記事」という名目で▼こういう記事を書いてみた。
そしたら予想以上にメグさんにヒットした!!
で、そこから頻繁に彼女のtwitterで僕の記事を紹介してもらって、僕も嬉しいのでメグさん向けの記事も多く書くようになった。
メグさんはそんな僕の記事を『本気の記事』と言ってくれたw(いや、資格記事も本気記事ですよ!w)
で、僕も元々モノが少ないミニマリストで、試しにミニマリスト記事もいくつか書いてみたらよく読まれたので、ついに4月1日に▼ミニマリズム宣言!w
そして5月には資格試験が一段落したので、メグさんターゲットの『本気の記事』を毎日連発して書き始めた。
そこで当たったのが▼この記事、
「まぁ、こんな記事を書いてもこれだけではてなブログ始める人なんて出てこないだろう。」
と、思ってたら!!
この記事を読んではてなブログを始めてくれた人がなんと6人!!
多すぎて良くわからなくなってきたのでその中の一人の「にゃんす」が家系図を作ってくれたww
▼それがこの記事w
しかし元々メグさん向けに書いていた記事に集まってきた達なのでなんかみんなちょっとメグさんに似ている気がしますw
今ではそのうちの3人がはてなブログの「注目のブログ」入りして『A1ファミリー』とも呼ばれたりしてますw
(しょっちゅう遊びに来る近所の子やはてなブログじゃないひよこもいますw)
最近は念願のブログ仲間が増えたのが嬉しくてついついドラクエ4の『馬車のマーチ』を部屋で大音量でかけてしまいますw
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もうここまでくると彼女達は絶対に僕のブログを読んでくれる、というかtwitterも全部読んでくれるので僕はこれからもブログを続けていけそうです。
そして最近の僕は明らかに彼女達に向けて書いている記事が多いですw
なので今時点で、
『なにがあっても絶対に読んでくれる人』
がいない人は昔の僕みたいに「読んでほしい人」のターゲットを絞るのもいいと思います。
実際に読んでほしい人が現実にいるならその人に向けて記事を書き続ける。
もしその人が気づいてくれないならtwitterで絡みに行くのもいいかもしれません。
実際に読んでほしい人が現実にいないなら具体的に読んでほしい人のイメージを描いてその人向けに発信していけばそれに似た人が集まってくるんじゃないでしょうか?
(いずれにせよtwitterはやっておいたほうがいいですね。)
もうひとつ、似たような「ブログが続くコツ」があるとしたら次のようなパターンかもしれない。
2013年に『ブロガーサミット』というイベントが東京で開催され、ブログ始めたばかりの僕も行ってきた。
1日中、朝から晩までぶっ続けでブログの話をする、というすごいイベントで、最後は参加者みんなへとへとになってたけどw楽しかったww
動画もあるのでお時間ある方はご覧いただければなにかしらのブログ運営のヒントが落ちているかもしれません。
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で、その中で誰かが言ってたけど、アメリカのとある超有名ブロガーはブログ初期から一貫して、
『ある1人の人』
に向かってブログを書き続けているという。
そのアメリカのブロガーはその『ある1人の人』が誰とは絶対に言わないらしいけど、そのブロガーはその人のためにずっとブログを書いていて、単にその文章を『ある1人の人』以外の人が読んでいるだけだという。
僕はそれはものすごく「いい話」だと思った。
『ある1人の人』はもしかしたら大昔に別れた恋人なのかもしれないし、若くして亡くなった親友なのかもしれない。歴史上の人物かもしれない。
少し似た例では、はてなの先輩・ちきりんさんは、
『地方都市で先進的でもない家庭に育った昔の自分』
に向かってブログを書き続けている、と言っていた。
『絶対に読まれることはないけど、でもその人が好き過ぎるから死ぬまでその人に向かって書き続ける』
これなら本当に、一生続くだろうな、と思った。