さっき、ふと、思ったこと。
今だから「ミニマリスト」というだけで変な目で見られたり、叩かれたりするけど、
あと10年くらいしたら、『ミニマリズム』は割と『普通のこと』になってるんじゃないかな?
とか思った。
ここでいう『普通』というのは日本人全員がミニマリストになってるってことじゃなくて、
「私は『ミニマリスト』です。」
と言っても、
「あ、そーなんだ、へー。」
くらいの反応になるレベルにはメジャーなライフスタイルになってるんじゃないかな、ということです。
なんでそう考えたかと言うと、▼昨日のこのゲストハウスの番組を見たから。
生きるのに疲れたら人生を『オールリセット』してゲストハウスに泊まりに行こう!人生が劇的に変わるよ!! - A1理論はミニマリスト
僕はここ10年以上、日本のゲストハウス事情をウォッチして来たから、まさかゲストハウスがNHKで取り上げられる日がくるなんて、夢か現実か区別がつかないくらいだった。
10年前に、20代の僕が、
「日本にも、日本人にも『ゲストハウス』が必要だ!」
とどれだけ言っても、ほとんどの年上の人には、
「なんで『ヒッピーの溜まり場』が必要なんだよwwwwww」
と言われて150%無視されて終わっていた。
それが今やNHKで特集である。
いや、それどころか現実はさらに進んでいて、
過疎地や消滅可能性都市の市町村等の自治体は、都会で消耗した若者を地元に誘致するために自ら積極的にゲストハウスを建てようとさえしている。
尾道や下諏訪という移住者誘致の『成功例ゲストハウス』が出てきだしたからだろうと思う。
中には焦りすぎたのか、
とりあえず自治体がゲストハウスという『ハコ』を作ったけど、経営者がゲストハウスに宿泊したことない、
なんていう例もある。
そんな風に30代後半になった今の僕よりも年上の人が、
「ゲストハウス!!ゲストハウス!!」
といきなり言いだすなんて、10年前は絶対に考えられなかった。
それくらい、
たった10年で世の中、こんなに変わるんだなぁ、、、
と思った。
時代が佐幕派から1年で尊王攘夷になった幕末や、この前まで敵だった毛利軍と羽柴軍が味方になった戦国時代のように、
この時代は今、かなりのスピードで変化しているように思える。
なので、
『ミニマリズム』というのはあまりにも『新しすぎる』考え方なんじゃないかな、
と思う。
だから『新しすぎ』てまだ誰にも理解されない。10年前のゲストハウスと同じだ。
▼こんな風に。
日本人がミニマリストを「貧乏人扱い」するのは妖怪『ムダヅカイ』の仕業だっ!!! - A1理論はミニマリスト
明治時代にカメラで写真をとったら魂が抜かれると思われていたようなものなんじゃないかな?
だから今のミニマリストは『隠れキリシタン』のように弾圧されたりするし、オフ会という『ロッジ』に日本中から集うことになるw
『新しすぎる』ために理解者が少ないからだ。
でも、あと10年くらい経てば、『ミニマリズム』は割と『普通のこと』になってるんじゃないかな?
ゲストハウスの例から考えても、10年後、
「お母さんが若いころは『ミニマリスト』というだけで弾圧を受けたのよ。」
「うそー!!変な時代!!」
「当時はモノを持っていればいるほど『偉い』とされていたのよ。」
「ふーーん。おかしいね。」
みたいな会話が普通に親子であっても、僕は驚かない気がしてきましたw