万年無党派層のA1理論です!なんとこの度、確か23年ぶりくらいに投票に行ってきました!
実は投票日の昼過ぎまで投票にいかないつもりだったのですが、今回、投票に行った理由は一言で言うと「その日の気分」でしたw
投票日の午前中にtwitterで「投票所は長蛇の列!」と盛り上がっていたので、ちょっと近くの投票所の雰囲気を見てみたくなり、
「どうせ行くなら投票でもするか!」
と思い立ちました。結果的には蓋を開けてみたら投票率は残念な数字でしたが。。。
その後、夜に各地の選挙結果をパソコンでずっと見ていて、
「結局、今回の衆議院議員選挙の結果って、地の民・水の民・風の民の各立場のマインドで考えないといけなんじゃない?」
って思ったので、この記事を書くことにしました!まぁこの記事をなにかの参考にしていただけると幸いです!
この記事における地の民・水の民・風の民の定義とは?
昔、▼この記事に書きましたが、、、
今、上記記事を読み返すと、今回の定義とちょっと違うなぁ。なので、今回のこの記事における各者の定義を少し明確に書いてみようと思う。
『地の民』=生まれた地域からほぼ一生、引っ越ししない人。親の家に住み続ける子供部屋おじさん・おばさん(こどおじ・こどおば)も同様。
『水の民』=自分から主体的に生まれ育った土地を出て都会などに行き、アパートやシェアハウス等を借りて住み、定期的に引っ越しする人。
『風の民』=そもそも定住せず、ゲストハウスや定額制のサービスなどを泊まり歩く人、『ノマド』『モバイルボヘミアン』『るろうに』ともいう。
ちなみに地方移住の文脈で語られる▼「風の人」は、今回の記事では『水の民』に近いかなー。
どちらかというと、『風の民』はちきりんさんの▼この記事の『ゴールドカラー』に近いかな。
で、西洋占星術では、▼2020年末からこの地球は約200年続いた『地の時代』から『風の時代』に突入しているとのことです。
「風の時代」ってなんですか? 西洋占星術の世界で200年に1度の時代の変わり目
約200年前の「地の時代」に入った時期を振り返ると、1820年の産業革命が象徴的です。地のエレメントには、物質・安定・現実的などといった性質があります。つまり、目に見える物質的なものを重要視していたのが、これまでの時代ということです。
土の時代に重要だった「物を所有する」ということもこれからは徐々に価値観が変わっていきます。すでに、ミニマリストとして持ち物に執着をしない生き方が注目される、サブスクリプション方式で物を持つよりも借りるということが主流になるなど、「手放すこと」「シェア」という感覚も風の時代らしい考え方です。
今回の日本の衆院選は地球が『風の時代』に入って初の衆院選だったとも言えますね。で、自民党も立憲民主党も議席を減らしたのは、結局、この『風の時代』に突入したことを自民も立憲も理解してなかったからかもしれません。
というわけで、以下に地の民・水の民・風の民の今回の選挙に対するスタンスを考えていきたいと思います!
持ち家から引っ越ししない『地の民』は地場産業化した自民党に入れる以外の選択肢がないんじゃないかな?
まずは『地の民』から。彼らは生まれた町から引っ越しせず、小中高の友達と大人になってもずっと遊び、結婚しても近くに住んだり、もしくは結婚せずに子供部屋おじさん・おばさんで一生を終える。
自民党の戦略は、そういう地方の「引っ越さない人」をガチガチに固める作戦だから、地方は自民党以外、事実上の選択肢がないとも言える。特に自分たちの親世代(今のおじいちゃん・おばあちゃんたち)が戦後の55年体制下では自民一択、もしくは社会党を支持しててもその社会党(現社民党)は今はほぼ解党状態だから、55年体制が崩壊してからは「ここ30年ほど良くしてくれている自民党の●●さん」に投票する以外の選択肢がない。
結局、個人的には「持ち家から引っ越ししない」という農耕民族特有の性質が、引っ越ししまくるアメリカやフランスで生まれた民主主義制度とうまく噛み合ってない気がするw
なので、僕は日本の政治家は、地方の病院やお寺同様、「かかりつけ医」「葬式仏教専門のお寺」みたいになってしまっていると思う、つまり、
「自民党が地場産業化している」
と思っている。
キリスト教やイスラム教が『生活』の一部に組み込まれているように、すでに『自民党』が地域の人々の「生活」の中に組み込まれてしまっている気がする。
もちろん、イスラム圏でもキリスト教徒や仏教徒もいるんだけど、マイノリティ過ぎて『地の民』の間では「変わり種」としか認識されていないと思う。
若い現役世代でもこどおじ・こどおばは『地の民』の付属品化していると思う。
さらに自民党べったりの親世代の家に住んでいる子供もキリスト教やイスラム教と同じで、『生活様式』として自民党を引き継ぐんじゃないかな。親から「かかりつけ医」「葬式仏教専門のお寺」を引き継ぐのと同じで。そして、そのまま一生、家を出ずに子供部屋おじさん・おばさんになってしまうと、もう完全に自民党遺伝子まるまるコピー、みたいなw
田舎の少子高齢化はそれにさらに拍車をかけて「自民じゃないと人間じゃない」状態になってるんじゃないかな。都会の人間からしたら信じられないけど。。。
というわけで、『地の民』は昭和の地場産業・自民党をずっとこれからも引きずっていくと思われます!
以下、最近流行ってるこどおじ・こどおば関連の僕のつぶやきw
主体的に引っ越しする都会の『水の民』は土地より株式重視だけど、立憲民主のNISA課税失言に絶望したのでは?
それでは『地の民』出身者でも、僕のように東京に出てくる人である『水の民』はどうでしょう?結局、生まれた土地を捨てた以上、水の民は『土地』自体に執着していないのでしょう。水のように流れて生きる。上善如水。
そうなると、リベ大両学長がいうように『王道は賃貸』になるので、2年ごとに更新月が来る。その度に引っ越しを検討したり、実際に引っ越したりする。また僕のように隣人が微妙で引っ越したりもする。その度に選挙区が変わることが多いが、引っ越しの時に選挙区を意識する人はほぼゼロだろう。そうなると自民党お得意の「地盤固め」が『水の民』には効かない。よって、『水の民』が多く住む東京都心部などでは必然的に自民党が弱くなり、相対的に野党が強くなる。
そして人間、『土地』を重視しないとなると、『現金』『株式』重視の人生になる。
で、そうなると都心に住んでいて、かつ潜在的に野党シンパになりやすい『水の民』は、今回の東京オリンピック強行開催一択や、コロナ中等症でも入院できないなど、自民党に入れるインセンティブはかなり低かったはずだが、投票日直前の立憲民主のNISA課税失言がよくなかったwその火消しもw
最終的な東京都心の結果を見たら、自民ギリギリ勝ちも多かったw
野党が一枚岩じゃなかったのもダメだったな。『立憲共産党』とか言われていたしな。小沢一郎が共産党と共闘するなんて、90年代にタイムスリップして人々に言っても信じないだろうな。
結局、東京都心部の『水の民』は自民も立憲も論外で、選挙に行かないか、維新・国民・れいわに入れる以外に選択肢なかった気がする。
後述する『水の都』大阪の『水の民』はその状態なら「維新一択」になるだろうなぁ。
そもそも定住しない『風の民』はコロナが落ち着き、旅に出たくて仕方がない!『風の時代』を謳歌したい!
そして時代の最先端!『風の時代』に突入した『風の民』に関しては、、、
そもそも選挙自体が関係ない!!w
そもそも定住しないんだから、土地に張り付いている選挙自体、どうでもいいwていうか、国自体、どうでもいい。いやならバックパックひとつ背負って出て行けばいいんだから。
が!コロナでずっとステイホームを要求され続けた『風の民』はコロナが落ち着いてきて、旅に出たくて出たくて仕方がないんじゃないかな?
ある意味、今回の衆院選の日本の投票率の低さは『風の時代』到来で、リモートワークやワーケーションメインの『風の民』的な考え方が若者中心に広がりつつあるから、選挙や国に『執着』しない人が増えてきているのかもしれない。
コロナは風!の時代!w
関西中の『水の民』が集う『水の都』大阪は維新一択!
で、ここからはちょっと上記に当てはまらないイレギュラーな地域・政党を考えてみようと思う。
まずは『水の都』大阪の『水の民』!彼らはコロナ対策で反自民、共産と組み、NISA課税まで言い出した立憲民主も微妙で、実際的には維新一択になってしまっていると思う。まぁ東京でさえ、維新はそこそこ強かったからね。大阪が商売人の街というのもあるけど、大阪人にとってはいまだに『大阪維新の会』なんだろうな。『大阪都構想』をまだ捨てきれてないんじゃないかな。
確かにバブルが弾けてからここ30年ほど大阪はずっと不況で、東京がそこそこ景気がいい時も大阪は景気が悪く、最近は大阪大好きな大阪人でさえ東京に行ったりしているらしい。東京のほうが儲かるから。
でも2025年の大阪万博に向けて爆走していきたいんだろうなぁ、今年の東京オリンピックがグダグダだっただけに、東京に勝つチャンス!w負けたらあかんで!東京に!!w
最終的に、大阪に隣接する兵庫県では維新は強くなかった。他の県も。やっぱり維新は『大阪維新の会』なんだろうなあぁ。知事も維新だし。
関係者の方、読んでいたらすみません。。。▼この記事を参考にしました。
「眼中になかった」維新の猛攻 辻元清美氏敗北、大阪10区でなにが
個人メディアであるYouTubeは選挙ツールとしてはテレビほどの影響力はない。『風の民』政党の比例区ツール。
そして昭和・平成の時代は「タレント議員」と言われた人たちがいっぱいいたけど、今はあんまり聞かなくなった気がする。それはやっぱりテレビ自体の影響力が小さくなってきているんだろうなぁ。おじいちゃん・おばあちゃんしかテレビ見てないし、結局、おじいちゃん・おばあちゃんは自民党に入れるしなw
で、それなら今のメインのYouTuberかというと、YouTubeは個人メディア過ぎて、チャンネル登録者が多いからといって選挙に出馬するとネットの雰囲気とリアル社会の雰囲気があまりにも違いすぎて泡沫候補になるwこれは家入さんの都知事選出馬時代から連綿と続く「ネットが世界の全てだと思っちゃう現象」w(いやホリエモン出馬からか?)
YouTuberでかつ、元タレントの山本太郎ぐらいが選挙区で勝てる唯一くらいの候補者なんだろうけど、最近はなんかフラフラしてる印象w結局、彼自身が『風の民』で、YouTubeは『風の民』政党が比例区で勝つためのツールみたいになりつつあると思うw
まぁ比例で3議席とれてよかったと思うけど、地盤を固められないれいわは衆院選はほぼ永久に比例でしか当選できない『ネット政党』だと思うw物好きな『水の民』と『風の民』しかれいわに投票しないw山本太郎の新宿駅前の演説は、演説というよりシンプルに『新宿オフ会』だと思うw
おまけ!A1理論の今回の衆院選に関するタイムライン!
というわけで、以下は今回の衆院選に関する僕のtwitterのタイムラインをおまけ的に載せておきます!
というわけで、今回は、
「政治には興味ないけど、政治の結果には興味ある」
という謎のブロガーの謎の記事でした!w
まぁ、なにわともあれ、『風の時代』を上手いこと生きていきましょう!!