またこんな時間まで起きてるのかよ!!
まだ『公家の世界』にしがみついて消耗してるの?
もしかしてこの記事がアップされるのを待ってたのか?(笑)
しゃーないな。
じゃあ今夜はちょっと難しい話をしてやろう。
難し過ぎて眠くなったらとっとと寝るんだぞ!(笑)
昔々、京都に「公家」という奴らがいた。
まあ簡単に言うと「おじゃる丸」みたいなもんだ(笑)
当時は天皇が総理大臣みたいなもんだったから、その取り巻き連中みたいなもんだな。
そいつらのやってたことは蹴鞠で遊んだり短歌を詠んだりだ。
ま、それだけじゃなかったかも知れないが、畑仕事とか家を建てたりは庶民の仕事で、公家の連中は「人間関係の調整」という名の根回しばっかりやってた。
ま、ほとんどの庶民から見たら特殊な社会だったわけだ。
その後、武士が現れる。サムライだ。
武士とかサムライとか言うとずっとチャンバラしてたみたいだけど、関ヶ原が終わってからは平和なもんで、こいつらも事実上、人間関係の調整が主幹業務。
いわば近世の公家みたいなもんだ。
この武士はだいたい人口の10%くらいだった。人口の10%が事実上、まともに働いてなかったことになる。
で、明治になって、財閥ができ、軍が出来、大学が出来た。
細かく言うとキリないが、こいつらもまあ公家みたいなもんだ。
で、昭和で戦争に負けて日本は一旦、リセットされた。いや、リセットされてなかったんだけどリセットされたことになった。
で、その後、ものすごいスピードで日本は経済発展していった。
この時は労働力がぜんぜん足りなかった。今みたいにニートやフリーターなんてなくて中卒、高卒で即戦力でガンガン働いた。
ジャパニーズ・カイシャの出来上がりだ。
この頃からホワイトカラーが公家化する。ホワイトカラー=大学を出た人間達だ。こいつらの主幹業務はやはり人間関係の調整という社内政治。
テレビ局の人間はテレビ番組の作り方なんてわかっちゃいない、制作会社に丸投げだからだ。新聞社の人間も新聞の売り方なんてわかっちゃいない、販売代理店に丸投げだからだ。
震災の時、東京電力の人間が原発のこと理解してたかい???
俺の親父くらいの団塊の世代だと大学進学率は20%くらい、俺の高校生の時で35%くらい。
こいつらが全員、公家になるはずだった。平安時代から見たらすごいパーセンテージだわな。
が、その時にバブルが弾けた。
公家になれない奴らが続出した、就職氷河期ってやつだ。
そもそも人口の35%が公家というのがおかしい社会だったんじゃないかと俺は思う。
しかしバブルが弾けてもなぜか大学進学率は上がり続けて今は50%くらいだ。
おかしいじゃないか!?
公家の世界はどんどん縮小していってるのに公家候補は増えていってるんだぜ!?
こんなの、全員が公家になれるわけないじゃないか!?
というか、人口の半分が特権階級なんて社会は狂ってる。
そんな社会が長く続くわけがない。
興味があるなら19世紀の韓国の歴史を調べてみればわかる。いやまあ別に調べなくてもいいけど(笑)
公家になれない「公家候補」がいっぱいいる。
だから日本の若者はこんなに暗いんじゃないかな?
もし君が公家になりたがってたり、公家の世界にしがみついてるなら、少し考え直してもいいかもね。
本当にその路線でいいのか?
日本にまたバブルが来るなんて考えられない。だから公家の世界はさらにどんどん縮小していくに決まってる。
会社のおっさん連中はそれをわかってて売り上げ倍増だお客様は神様だと言ってる。あの世代的には会社が潰れるまでしがみついたほうが得策だからだ。単なる生存戦略だ。会社の名刺がなくなったらバナナひとつも売れない人間なんだから。
で、君はそんなおっさんたちと同じ戦略をとるのかい?
とってていいのかい?
とりたいのかい?
自分らしくない時間は『空っぽな時間』だ。
たとえ100年生きても、自分らしい時間が1秒もなかったらそれは生きたことにならないと俺は思う。
逆に短くても自分らしい生き方ができればそれでいいじゃないか。
いつか消滅する公家の世界にしがみついてしがみついて消耗してしまうより、自分らしい時間を追求してみるほうがコスパよくないか?
とりあえず、今日は眠って、次の休みにでもいろいろググッてみてもいいんじゃないかな?
で、まだこれ以上、バズって消耗するの???