下諏訪の地域おこし協力隊のヒッキーから、
「今週末の東京・谷根千『block』での下諏訪イベント、参加者で自己紹介をするコーナーを設けるのですが、プロジェクターに写真を映すので、
5枚の写真で自分を表現してください!
写真は20秒で1枚ずつ切り替わります!」
というメッセージが来た。
(※今週末のイベントは少人数制で参加はすでに締め切られています)
一瞬、
「なんかめんどくさいなぁ、みんな俺のこと知ってるし、詳しく知りたいならブログ読めばいいじゃんw」
って、思ったけど、、、
「でも、
『自分を写真5枚で表現』
ってなんか面白そう!!」
って思いました。
僕も来月で40歳。
ここらで自分の人生を、5枚というミニマムな枚数の写真で振り返るのも、まぁ、悪くない。
というわけで、少し時間をかけて写真を選びました。
どうやら写真じゃなくても画像データでも(怒られない範囲なら)いいっぽい。
で、選びながら解説文を考えていると、、、
「それならブログ記事にしてしまおうかな。自己紹介記事とか書く気はないけど、これなら、まぁ、ミニマムな感じで。」
と、まぁ、なんとなく気が向いたので、この記事を書きますw
というわけで、
5枚、いってみよー!
①
20代は、アメリカ、ヨーロッパ、アジアを旅するバックパッカーでした。
元々の旅のきっかけは大学時代に住んでいた学生寮の先輩の旅話かな。
当時は国内旅行にはほとんど興味がなく、海外ばっかり。
まぁ、『若さ』があったんでしょうな。
(当時は国内旅行が高かったということもある)
で、学生時代にアメリカ・ヨーロッパを旅して、そこの安宿で出会ったバックパッカーの影響で、大学卒業後は飛行機を使わずにアジア大陸を1年4ヶ月かけて横断。
で、ただアジア横断するだけではつまらないから、当時、アジア中に出来始めていたインターネットカフェから旅やアジアの政治経済に関するメルマガを配信しながら西へ、西へと進んだ。
これは、大学時代にずっとウェブ上に書いていた学内掲示板の文章執筆経験が役に立った。
写真はその最終目的地イスタンブールの少し手前のトルコの田舎町。
②
で、まぁ、そういう経歴からもわかるように、僕のモットーは、
「働きたくないでござる!!w」
普通の日本人は生きていく上で、自分の会社の名前とか、雇用形態とかを気にするんだろうけど、僕はそんなんどーーでもよくて、
とにかく、働きたくない!!w
ただ、20代当時の僕には「学費の借金」と「親の借金」という『双子の赤字』があったので、アジア横断の旅から帰ってきた20代後半から30代半ばくらいまで、西早稲田の風呂なしオンボロアパートに住みながら、ボロ稼ぎバイトや派遣社員をしながら、ガシガシと借金を返済していく生活が10年ほど続いた。
辛いことも多かったけど、今ではいい思い出、ということにしておこう。
この10年間くらいは、ちょうど僕が帰国したタイミングくらいで始まった日本初のSNS『mixi』で、ずーーっと貧乏日記を書いていた。
アジア横断メルマガを書いていたので、mixiの招待状はサービス開始とほぼ同時に届いた。
2005年には学生時代からのイベント運営経験も活かし、mixi仲間と花やしき遊園地貸し切りオフ会も開催!
日本のオフ会史上、おそらく最大規模のオフ会だったけど、今では誰も知らないw
③
30代半ばで『双子の赤字』にもだいぶ決着がついてきたので、長く続けていた仕事を辞める。
その頃、mixiは完全にオワコン化していたので、2013年当時、始まったばかりの『はてなブログ』に表現の場を移す。
ブログのハンドルネーム『A1理論』はmixi後半に日記に書き綴っていた一連のシリーズに、当時の友達が付けてくれた名前。
最初の2年は1人で訥々とブログを書いていたが、2015年初頭に起きたミニマリストブームに乗っかって、ミニマリストブログ化。
2015年夏くらいからブロガーともリアル世界で交流し始める。
これはそれまでの「はてな」世界にはあんまりなかった文化で、それは僕がmixiで、しかも毎週のようにオフ会をしていた経験からなんだろうな、と思う。
その中で▼ミニマリスト佐々木さんとも出会う。(偶然にも大学の同期だったw)
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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④
それと並行して2014年の年末くらいから、当時、日本の国内に出来始めてきていたゲストハウス巡りも始めていた。
海外は20代で行きつくしていたし、国内なら仕事の休みの日や、仕事と仕事の間の失業保険期間中も旅できる。国内LCCも普及し始めていた。
ただ、まだその頃は日本では『ゲストハウス』は一般的ではなかったので、ブログにゲストハウスのことを書くとミニマリスト女子からすごく反応があった。
ミニマリスト女子はかなり頻繁に全国でオフ会をするし、旅の荷物も小さいのでゲストハウスと相性が良かったのだろう。
また、泊まったゲストハウスの良さをブログにも書いてくれて、また他のミニマリストが別のゲストハウスに泊まりに行く、という好循環が生まれていた。
ゲストハウスのカフェやバー、共有スペースで消灯時間まで小規模オフ会したりするケースも増えた。
その状況を見ていたミニマリスト佐々木さんが、
「ゲストハウスの本を作りたい」
と言ってくれたので、僕がずっと注目していたゲストハウス紹介サイト▼『FootPrints』のだりさんを紹介してあげた。
で、2016年夏に出来上がったのが上記写真の本。
日本では▼ここからゲストハウス本が次々と出版されることになる。
ゲストハウスガイド100 - Japan Hostel & Guesthouse Guide -
- 作者: 前田有佳利
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2016/07/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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⑤
で、僕も世界中・日本中のゲストハウスを周ってきたし、今でも時々、泊まりに行くけど、結局、下諏訪のマスヤゲストハウスに戻ってきてしまう。
マスヤゲストハウスがサイコーなのももちろんだけれども、宿場町・下諏訪という地域コミュニティに溶け込んでいて、町とゲストハウスとで相乗効果を発揮している点が僕が見てきたゲストハウスの中でもズバ抜けて「スゴイ!」と思う。
で、僕がブログやtwitterで下諏訪を毎日のようにベタ褒めするので、この写真のようにブログ仲間やミニマリスト、ブログ読者の方もつられて泊まりに来たりするw
写真は去年の冬に地元の酒蔵の酒粕で『酒粕鍋』を作って(これ、めっちゃ美味しかった!!)、お手製キャンドルをともしているところ!
下諏訪は温泉もあり、ご飯も美味しいので、リピーター率がかなり高いw
しかも、下諏訪のことばかりブログで書いていると下諏訪や諏訪地域に知り合いも増えてきた。
今では下諏訪に住んでる人にtwitterで下諏訪のことを説明してあげたりもするw
まぁ、これは外人のほうがサムライやニンジャに詳しかったりするのと同じ現象なんでしょうw
「なんでそんなに下諏訪が好きなの?」
って聞かれることも多いけど、それは僕が2年前の2015年夏に初めて下諏訪に来たときに、
「ここは▼『チャンスの国』になりえる!!」
と、半分本能的・直感的に感じたからだと思う。
「個性の時代」を生きる子供達に『この世界』を知ってもらうため是非読み聞かせたい絵本『ペンギンの国のクジャク』 - A1理論はミニマリスト
- 作者: BJ ギャラガー,ウォレン・H.シュミット,BJ Gallagher,Warren H. Schmidt,田中一江
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2002/03
- メディア: 単行本
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この『チャンスの国』こそが、僕が20代のころから、いや、もしかしたら生まれた時からずっと探していた場所なんだろうな。
その直感は、やっぱり当たっていて、、、
翌2016年夏にはリビセンが出来て、その『お助け隊』では日本中から面白い人が集まって来ていた!
2017年春にはミーミーセンター・スメバがオープンして、移住希望者や地域の方や旅行者などがいつもワイワイしている。
そして、僕はこの8月に下諏訪・星ヶ丘の▼『ホシスメバ』も見学に行き、無限大の可能性も感じた!!
A1理論と行く!夏の下諏訪満喫ツアー6日目!『クラフトタウン(仮称)見学会』『山花』『みなみ温泉』『麺家 虎嘯』ダイジェスト版! - A1理論はミニマリスト
先週は、下諏訪リノベメンバーが手掛ける東京・谷根千のレコード店▼『block』のクラウドファンディングも成功!!
谷根千の日本一ハードルの低いレコード屋さん『block』のクラウドファンディング・カウントダウンイベントに参加したら楽しかった! - A1理論はミニマリスト
この『block』が完成したら、これから「東京」と「下諏訪」の懸け橋になってくれると期待しています!!!
というわけで、
『A1理論を表す5枚の写真』
終了です!!
ご清聴、ありがとうございます!!!
A1理論の過去と未来、ちょっとはわかったかな???w