2/27(金)2/28(土)の二日間に渡り、IEEEの資格『WCET』の講習会に畑違いの文系営業マンが行ってきました。
結果から言うと受講料18,900円の元は取れたと思います。そして楽しかった!
昨日2/27(金)の夜は疲労困憊してしまっていてブログを書けなかったのですが、本日2/28(土)に総括としてこの二日間に新しくわかったことを書ける範囲で書いてみようと思います。
しかし『WCET』は情報がない分、他の資格(情報処理試験等)より面白く、まるでガイドブックのない国を旅しているみたいですw
今の時点で新しくわかったことは以下の通りです。
●2/13(金)説明会に行っておいてよかった
●講習会の資料と情報で学習戦略を練り直すべきだ
●『WCET』はやっぱり計算問題が肝だ!
●講習会2日目が特に大事
●講習会資料は「辞書」兼「自作問題の材料」
●LinkedInにさらなる情報があるっぽい
以下、順にご説明いたします。
[写真は説明会2日目に出たお弁当です。ここのお弁当はいつもおいしい!]
●2/13(金)説明会に行っておいてよかった
これは本当に実感しました。
説明会で先に資料と情報を得ておいて、講習会までの約2週間に受験検討と情報収集ができるだけで全然違いますね。
僕に関していうとこのブログを書いていたのも大きいです。書いている途中で不明点が出てきたらやっぱりググりますから。あと、ブログ書くために説明会の時の資料もかなり読み込みました。
説明会出ずに講習会来られてた方もいましたが、WCET試験のリアルな情報は2日目の午後の最後に出てくるので、3つの講習を有意義に聞く(要点をスキャンして聞く)ためにもやはり説明会は出ておいたほうがいいです。
できれば説明会後の懇親会も出ておいたほうがいいです。無料ですし、より詳しい情報が得られます。
また、受験を決めたら教科書『WEBOK』も購入して「表層読み」し、その後、説明会でもらった84問を解いてみて、
「84問ノック」→「表層読み」→「84問ノック」→「表層読み」
を何度か繰り返しておくとよりいいと思います。
A Guide to the Wireless Engineering Body of Knowledge (WEBOK)
- 作者: Andrzej Jajszczyk
- 出版社/メーカー: Wiley-IEEE Press
- 発売日: 2012/10/16
- メディア: ペーパーバック
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逆にそれ以上はしなくて良かったと思いました。その理由が次です。
●講習会の資料と情報で学習戦略を練り直すべきだ
やっぱり講習会の情報量、ハンパないっすw資料も、先輩方の情報も。
資料だけでも、僕は大きなパソコンも入る3ウェイバッグを持って行ったのですが、1級教科書やWEBOKも入っていたとはいえ、2日目夜は中身がパンパンになりましたwというか1日目夜からすでにパンパンでしたw
説明会からの2週間で『仮の学習戦略』を練っておいて、講習会でさらにハングリーに情報収集すべきだと思いました。
先輩方に知恵をいただくときは、2週間でググってもわからなかったことをメモ帳に箇条書きにしておいて質問したほうがいいです。講習受けているときにふと試験に対する不明点が思い浮かぶこともあるのでスマホのメモ帳アプリより紙の手帳のほうがベター。
で、講習会で情報収集し、講習会の翌日くらいに学習戦略を練り直したほうがいいです。(ちなみに講習会の資料で一般的な学習戦略も提示してももらえました。ありがたやありがたや。。。)
学習戦略を練り直した後、4/19(日)の情報処理試験を受けるかどうかでそのあとの動きが変わります。
★1:情報処理試験を受けない場合はその学習戦略に沿って受験日まで粛々と進める。
★2:情報処理試験を受ける場合は受験日を5/9(土)の最終日に設定し、情報処理試験終了後、GWを活かして3/1(日)策定の学習戦略に基づき短期集中学習。(中国大返し受験)
●『WCET』はやっぱり計算問題が肝だ!
お話を聞いているとやはり計算問題が肝です。
合格者も不合格者も文章問題は結構できていたらしいです。
ま、文章問題は結局『千本ノック』ですし、この試験受ける時点でそこそこ知識はある人達でしょうしね。
やはり計算問題が解けていたかどうかが合否の分かれ目らしいです。
なので次です、
●講習会2日目が特に大事
2日目午前は『WEBOK』でいう、
【Chapter4】Radio Engineering and Antennas
のところですね、計算問題が出る一番難しいところ。特に無線技術士もってない人は所見分野です。ここを集中的に勉強します。
先生はこちらの本も書かれた有名な中嶋信生先生です。この本を読んでWCETに合格した人もいるとか。で、僕も早速さっき購入しました。
携帯電話はなぜつながるのか 第2版 知っておきたいモバイル音声&データ通信の基礎知識
- 作者: 中嶋信生;有田武美;樋口健一
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また2日目午後にはリアルな試験対策を先輩方から聞けます。
ですので、試験だけに関していうと2日目が特に大事です。
●講習会資料は「辞書」兼「自作問題の材料」
とはいえ、1日目午前と1日目午後も含めた3つの講習は日本トップクラスの先生方に3分野の基礎から作っていただいた資料がもらえるのでこの資料だけでも18,900円の元は取れています。
MCPCモバイルシステム技術検定1級をお持ちでない方にとっては1日目の資料はかなり重要だと思います。
しかし基礎からわかるように作られているため、また試験後も仕事でも利用できるようにも作ってある為、対WCET試験対策で考えるとかなりボリュームがあります。
これはやはり試験対策では日本語で書かれた「辞書」兼「自作問題の材料」と考えるべきでしょう。
今までは英語でしか資料がなかったのでこれらは上手に利用しましょう。
●LinkedInにさらなる情報があるっぽい
日本人でWCET合格者は35人しかいませんが、世界には300人いますし、当然、受験者も日本国内より多いです。
どうやらLinkedInの『WCET受験者』コミュニティには有意義な情報があるっぽいです。最終的にグローバル営業を目指す方はこれを機会にLinkedInを始めてもいいと思います。
あ、ブログで散々fundamentals購入すべきかどうか講習会で聞く、とか書いていながら聞くの忘れていた。。。LinkedIn『WCET受験者』コミュニティで聞いてみようかな。。。
他にもまだあるかもしれませんが、とりあえず備忘録として書いてみましたw
とりあえず、寝ますw
明日は学習戦略練り直します!!